真露、焼酎でティーカクテルを作れる割り材「JINCHA」をMakuakeで発売

AI要約

真露は8月22日、JINROなどの焼酎の割り材として使い、ティーカクテルを作れる「JINCHA(ジンチャ)」をクラウドファンディングサービスのMakuakeで数量限定で発売した。

JINCHAという商品の開発の背景について、マーケティング部門 部門長の三瀬浩之氏は「1979年、日本に上陸してからJINROはスナックとともに大きくなってきた。昭和の最盛期には30万軒あったと言われるスナックは、最近は10万軒程度まで減ってしまっている。店舗数は減っているが、若い人がスナックに行き始め、その中で“スナ女”という言葉も出てきている。昭和レトロブームと相まって盛り上がる中、我々も一緒に育てていただいた部分もあるので、何かできないかと考えた」と語る。

若い世代にもっとスナックに来てもらい、おいしく飲んでもらえるような専用の商品として開発されたのがJINCHAとなる。三瀬氏によれば、これまで焼酎専用のお茶や飲み物がなかったのは、中小企業を保護する分野調整法の影響で、こうした提案が出てこなかったのではないかと推察する。

今回は「緑茶とレモングラス」「ルイボスとシナモン」「ゆずと山椒ソーダ」の3種類が商品化されており、JINCHA:焼酎=3:1で割って楽しむことが推奨されている。JINROの場合、アルコール度数が20~25%となっているため、最終的には4~6%程度の度数になる。必要に応じて氷をたすと、もう少し度数が下がることになる。

容器はスタイリッシュなスリム缶で、内容量は1本あたり245~250mlとなっており、1本で一般的なグラス2杯分を作れる分量とされる。パッケージにはスナックのママをイメージしたイラストがデザインされている。

22日にはスナックをイメージした会場で「スナックJINCHA」と称した発表会が開催され、スナック文化の普及活動に取り組むオンラインスナック横丁文化 代表の五十嵐真由子氏がママになって日本のスナック文化を解説しながら三瀬氏とともに3商品を紹介した。

これまで850軒ほどのスナックを訪れた“スナ女”の五十嵐氏によれば、昔ながらのママのおもてなしをウリにした昭和の老舗だけでなく、ゴルフの話で盛り上がれるゴルフスナックや、ママのコミュニケーション力により成婚率3割を誇るという婚活スナックなど、スナックにも多様性の時代が訪れているという。

真露、焼酎でティーカクテルを作れる割り材「JINCHA」をMakuakeで発売

 真露は8月22日、JINROなどの焼酎の割り材として使い、ティーカクテルを作れる「JINCHA(ジンチャ)」をクラウドファンディングサービスのMakuakeで数量限定で発売した。

 JINCHAという商品の開発の背景について、マーケティング部門 部門長の三瀬浩之氏は「1979年、日本に上陸してからJINROはスナックとともに大きくなってきた。昭和の最盛期には30万軒あったと言われるスナックは、最近は10万軒程度まで減ってしまっている。店舗数は減っているが、若い人がスナックに行き始め、その中で“スナ女”という言葉も出てきている。昭和レトロブームと相まって盛り上がる中、我々も一緒に育てていただいた部分もあるので、何かできないかと考えた」と語る。

 若い世代にもっとスナックに来てもらい、おいしく飲んでもらえるような専用の商品として開発されたのがJINCHAとなる。三瀬氏によれば、これまで焼酎専用のお茶や飲み物がなかったのは、中小企業を保護する分野調整法の影響で、こうした提案が出てこなかったのではないかと推察する。

 今回は「緑茶とレモングラス」「ルイボスとシナモン」「ゆずと山椒ソーダ」の3種類が商品化されており、JINCHA:焼酎=3:1で割って楽しむことが推奨されている。JINROの場合、アルコール度数が20~25%となっているため、最終的には4~6%程度の度数になる。必要に応じて氷をたすと、もう少し度数が下がることになる。

 容器はスタイリッシュなスリム缶で、内容量は1本あたり245~250mlとなっており、1本で一般的なグラス2杯分を作れる分量とされる。パッケージにはスナックのママをイメージしたイラストがデザインされている。

 Makuakeでは、各フレーバー6本とJINRO1本が4290円、各フレーバーの30本セットが4471円で販売されている。

 22日にはスナックをイメージした会場で「スナックJINCHA」と称した発表会が開催され、スナック文化の普及活動に取り組むオンラインスナック横丁文化 代表の五十嵐真由子氏がママになって日本のスナック文化を解説しながら三瀬氏とともに3商品を紹介した。

 これまで850軒ほどのスナックを訪れた“スナ女”の五十嵐氏によれば、昔ながらのママのおもてなしをウリにした昭和の老舗だけでなく、ゴルフの話で盛り上がれるゴルフスナックや、ママのコミュニケーション力により成婚率3割を誇るという婚活スナックなど、スナックにも多様性の時代が訪れているという。

 ただ、スナックの多くは外からは店内の様子が分からず、ドアに手をかけにくいのも確かだが、五十嵐氏は「看板をよく見るとオリジナリティがあり、どんなお店なのか想像できる場合もある」と語る。

 例えば、明朝体でママの名前が看板になっている場合、70~80代のベテランママであることが予想され、じっくり話を聞いてほしいときや慰めてほしいときにオススメとのこと。BBA、来夢来人、LOVEといった店名の場合、バブル期を謳歌した50~60代のキャラが濃いママの可能性が高く、イラスト入りでポップな看板の場合、若いママの可能性が高いのだとか。

 次に、ドアの前で耳を澄ませ、漏れ聞こえてくるカラオケの音で店内の様子をイメージしたり、5cmほどのドアの隙間からどんなボトルが入っているかを探ったりすることで自分にあうお店かどうかを判断。

 店内で座る場所については、ママが客の顔を見て最適な配置へと誘導してくれるので、ママに委ねれば常連客などとの会話も弾むはずだという。

 JINCHAは甲類に位置づけられるJINROのクセのないスッキリとした味わいを生かすように設計されており、3フレーバーともに爽やかな飲み心地が楽しめる。もちろん焼酎以外のお酒や飲料の割り材として使ったり、そのままノンアルコールドリンクとして飲むこともできる。

 三瀬氏によると、今回はクラウドファンディングでの数量限定販売となるが、その反響を見ながら次の展開を検討していく方針。一般販売やスナックでの提供など、さまざまなトライアルを実施していきたいとしている。