掃除機をやめてほうきと塵取りだけを使っています。年間でどれだけ電気代を節約できているでしょうか?

AI要約

掃除機を使わずに、ほうきと塵取りで家の掃除をすることによる電気代節約効果について解説。

掃除機とほうきの電気代を比較し、ほうきを使った場合の年間節約額を計算。

ほうきを使う掃き掃除の利点と効果的な活用方法について紹介。

掃除機をやめてほうきと塵取りだけを使っています。年間でどれだけ電気代を節約できているでしょうか?

掃除機を使わずに、ほうきと塵取りで家の掃除をすることにしました。これによって、どれほどの電気代を節約できるのでしょうか。

この記事では、ほうきで掃除機を代用することによる電気代節約効果と、上手にほうきを使うためのポイントについて詳しく解説します。

掃除機とほうき、どちらを選ぶかで電気代は大きく変わってきます。今回は毎日15分掃除機を使った場合と、ほうきを使った場合の電気代を比較し、年間でどれくらい節約できるかを計算してみましょう。

電気料金単価は公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が公表している目安単価31円/kWh(税込)とします。電気代を求める式は以下を用います。

・消費電力(W)÷1000×1日の使用時間(時間)×1kWhあたりの電力量料金(円/kWh)=電気代

紙パック式の吸込仕事率は500W前後、ハイパワーで1000W前後です。サイクロン式は紙パック式より平均的なW数が落ち約200W、ハイパワーで約700Wです。スティック型の掃除機は約150Wで計算していきます。

各掃除機を毎日15分間使用した場合の、1カ月の電気代は表1の通りです。

表1

表は各掃除機の消費電力を電気代の計算式により算出した数値を基に筆者作成

掃除機を使わずにほうきと塵取りだけで掃除をすることで、これらの年間電気代を節約することができます。節約できる電気代は掃除機の種類により異なりますが、紙パック式の通常モードなら年間約1395円、ハイパワーモードなら約2790円の節約となります。

現在では掃除機やフローリングワイパーが主流となっており、昔ながらのほうきを使う掃き掃除は少なくなっています。

しかし、ほうきを使った掃き掃除には多くの利点があります。

・電気を使わない

・静かに掃除ができる

・細かい場所の掃除が得意

ほうきは電力を必要としないシンプルな掃除道具です。掃除機のコードが届かない場所でも使いやすく、電気代の節約にもなります。掃除機のような大きな音が出ないため、夜間や早朝、赤ちゃんが寝ているときでも気兼ねなく掃除できます。

掃除機は吸引力で細かいほこりを吸い上げることができますが、ヘッドやノズルが届きにくい場所には不向きです。ほうきは穂先が柔軟で、部屋の角や靴箱の奥など、掃除機が届かない場所もきれいに掃き出せます。ほうきの種類を使い分けることで、さらに効果的な掃除が可能です。