寝苦しい夜もこれで眠れる! 快眠のために「睡眠環境を整える6つの工夫」

AI要約

夏バテや太りやすくなる睡眠不足を避けるためには、快眠が重要。

夏の寝具や枕、敷きパッドを工夫して使い分けることで、快適な睡眠環境を整えよう。

さまざまな工夫で快眠をサポートし、夏の健康を維持しよう。

寝苦しい夜もこれで眠れる! 快眠のために「睡眠環境を整える6つの工夫」

まだまだ暑い日が続きますが、きちんと眠れていますか? 睡眠不足だと夏バテしやすくなり、日中の集中力も低下しがち。さらに最近の研究では、睡眠ホルモンのメラトニンが低下して、太りやすくなることも判っています。

夏の健康には快眠が欠かせません。暑さで寝苦しい夜、まず見直したいのが睡眠環境を整えることです。「暑い季節は掛け布団を少なくするだけ」という方も多いと思いますが、夏には夏の寝具の工夫があるとさらに快適に過ごせるのです。

それでは以下に、快眠セラピスト・三橋美穂さんに教えていただいた「睡眠環境を整える6つの工夫」をご紹介していきます。

たくさんの汗をかく夏の夜。パジャマも夏に適した素材に切り替えましょう。ひんやり感のある麻、肌に張り付かない楊柳織り、表面に凹凸のあるサッカー織り、柔らかくて吸湿性のあるダブルガーゼなど豊富に夏素材が揃っています。肌馴染みのよいものを選んで。

寝たときの理想的な姿勢は立ったときの自然な姿勢。朝起きると首や肩が凝っていたり、首にくっきりとシワがあるという人は枕が高い可能性があります。3~4枚のバスタオルを四つ折りに畳んで即席の“低い枕”にすることもできますよ。

快眠を妨げる不快な“背中の蒸れ”。これには麻、藺草など、ひんやりとして心地よい夏用の敷きパッドを使うと、空気の通りが良くなり快適性が格段に上がります。B4サイズの固い段ボールでも代用可。シーツの下の背中の位置に敷いておくだけでも通気性が確保されます。

使い続けている敷き寝具は、重圧がかかる腰の部分から衰えていきます。そのままにしていると、朝起きた時に「腰がだるい」ということにも。なでてみて「へたり」があったら、買い替えのサイン。応急処置にはタオルで補整という手もあります。

大中小3サイズのタオルを用意し、窪みの深い部分に四つ折りにしたハンドタオル(小サイズ)を敷き、その上に三つ折りにしたフェイスタオル(中サイズ)、さらに二つ折りにしたバスタオル(大サイズ)を重ね、段差をなくします。