【電力会社】クーラーを使い始めたので電気代が気になります。「基本料金0円」の電気に乗り換えれば、けっこう安くなるでしょうか?

AI要約

基本料金0円のプランは、大きなアンペア数で契約している家庭には節約効果がありますが、電気使用量が少ない場合には割高になる可能性があります。

Looopでんきは基本料金0円のプランを提供しており、東京エリアに住んでいる場合の料金比較が図表1で示されています。

電気代を節約するためには、自分の家庭や生活スタイルに合ったプランをしっかり比較検討することが重要です。

【電力会社】クーラーを使い始めたので電気代が気になります。「基本料金0円」の電気に乗り換えれば、けっこう安くなるでしょうか?

梅雨が終わりに近づくと、いよいよ夏本番です。暑さが本格化する夏は、クーラーの使用頻度が増えると共に電気代が気になります。毎月の電気代を少しでも抑えたいと考えているときに、「基本料金0円」の電力プランが目に入ると、魅力的に思うかもしれません。基本料金0円のプランに乗り換えることで、電気代は安くなるのでしょうか。

本記事では、基本料金0円プランのメリットとデメリットを解説し、電気代節約のために最適な選択肢を探っていきます。

「基本料金0円」の電力プランとは、通常のプランにおいてアンペア数や電気使用量に合わせて請求される基本料金がまったく発生しない電力プランのことです。アンペア数に応じて基本料金が上がるアンペア制の電力プランを利用している場合、基本料金0円プランに切り替えるだけで一定の節約が可能です。

■基本料金0円プランのメリットとデメリット

基本料金0円プランの一番のメリットは基本料金が発生しない点です。そのため、大きなアンペア数で契約しているご家庭ほど、基本料金なしの電気料金プランに切り替えることで節約効果が得られます。

一方、デメリットは電気使用量が少ない場合に割高になる可能性がある点です。基本料金なしの電気料金プランは、電力量料金が電気使用量にかかわらず一律に設定されていることが多いようです。そのため、電気使用量の少ないひとり暮らし世帯などでは、かえって電気代が割高になってしまうかもしれません。

基本料金0円のプランを提供している、電力会社の一部をご紹介します。ここでは、東京電力エリアで提供されている電気料金を比較します。

■Looopでんき

Looopでんきは、電力自由化が始まった2016年にいち早く基本料金0円のプランを導入したことで注目を集め、現在では沖縄本島を含む日本全国に電力を供給しています。東京電力とLooopでんきで、東京エリアに住んでいる場合の料金比較は図表1の通りです。

図表1