失敗しないシンボルツリー選びに《植えたら後悔するかもしれない庭木4選》おすすめ代替案も紹介
お庭の主役となるシンボルツリーの選び方や注意点を紹介。繁殖力が強いなど管理が大変な庭木4選と、代替案を提案。
シマトネリコの繁殖力や成長速度、剪定の難しさについて紹介。代替案としてソヨゴがおすすめされる。
ソヨゴの特徴や育てやすさ、価格について説明。雌雄異株で、明るい葉色が魅力的な庭木。
お庭の主役で、家族と一緒に育つシンボルツリー。人によって選び方はさまざまですが「せっかく植えるなら後悔したくない!」と思う方がほとんどではないでしょうか。
庭木の中には、繁殖力が強すぎる、害虫がつきやすい、大きくなりすぎる、などの理由から庭に植えるのを避けた方がいい植物もあります。逆に、成長がゆっくりで病虫害に強く、育てやすい庭木も存在します。
そこでこの記事では、シンボルツリーにしたら素敵だけれど管理が大変な庭木4選をご紹介し、代わりにおすすめしたい育てやすい庭木を参考価格とともにお伝えします。
これからシンボルツリーを選びたい方も、手のかかるシンボルツリーの植え替えを検討している方も参考にしてくださいね。
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・繁殖力が強く生育旺盛「シマトネリコ」
・大きくなりすぎる「オリーブ」
・害虫がたくさん発生するサクラ
・危険な害虫が発生するツバキ・サザンカ
お庭や玄関横に1本あるだけでおしゃれな雰囲気をつくってくれるシマトネリコ。風に揺れる繊細な枝と小ぶりで明るい葉色が爽やかで、暑さや病虫害に強く、樹形も整いやすいことからシンボルツリーの定番となっています。
しかしシマトネリコは繁殖力が強い植物。雌雄異株で、雌株(花が咲く木)は花後に羽が付いた種が飛び、あちこちから芽を出します。近所のお庭に侵入してしまうことも。
そのうえ成長が早く、年2回ほど剪定しないと、すぐに手に負えないほど大きく育ってしまいます。
●【代替案】シマトネリコの代わりにおすすめ→明るく爽やかな雰囲気が魅力「ソヨゴ」
ソヨゴはシマトネリコと同じく、明るい葉色が爽やかでおしゃれな雰囲気。風が吹くと葉がこすれて「さらさら」と涼しげな音が聞こえます。ソヨゴも雌雄異株で、雌雄とも春にはかわいい小花が咲き、秋には雌株のみ赤い実をつけます。
成長がゆっくりで病虫害に強く、日陰でも日向でも育つ手のかからない庭木。常緑なので、目隠しをかねたシンボルツリーとしても楽しめます。
繁殖力はそれほど高くないので、赤い実を楽しみたい方は雌雄セットで植えましょう。
※参考価格:8000~1万円前後(高さ1m前後)