年間「15着のワンピース」で生活。メリット満載、一軍だけのクローゼットづくり

AI要約

ワードローブを見直すことで、服の溢れを解消し、シンプルな生活を送る整理収納アドバイザーのFujinao(フジナオ)さんの取り組みを紹介。

過剰な服は必要ないことに気づき、年間15着のワンピースだけで生活することを決意した経緯。

ワンピースだけの生活が提供する利便性と快適さについて、日常の様々なシーンで活躍する様子を述べる。

年間「15着のワンピース」で生活。メリット満載、一軍だけのクローゼットづくり

「クローゼットには服があふれているのに、着る服がない!」という悩み。ワードローブを見直すことで、解決できるかもしれません。ここでは、年間15着のワンピースだけで暮らしている、整理収納アドバイザーのFujinao(フジナオ)さんのケースをご紹介。少ない服で暮らすコツや、メリットについて語ります。

若い頃に読んでいたファッション雑誌では「1か月コーデ」の特集がよく組まれており、誌面にはさまざまなコーディネートを着こなすモデルさんが。そんな雑誌を読んでいるうちに、私は「TPOに応じたさまざまなバリエーションの服が必要」と思い込んでしまい、クローゼットに収まりきらないくらいの洋服を持つようになりました。

ですが、実際に着ている服はほんのわずか。日々の生活ではTPOが変わる場面もそんなにありません。「もしかして、モデルでもなんでもない私は、いろいろな服を着こなしていなくてもいいのでは?」。そう思って実際に手に取る服や「着たい」と思う服だけを意識して観察してみたら、残ったのはワンピースばかり。

そこから、私の“ワンピースだけ”生活が始まりました。

2人の息子を育てる私の生活シーンは、「仕事」「家事」「子どもたちとのお出かけ」「買い出し」の4つ。どの場面でも、基本的にワンピースで問題ありません。

仕事のときや入学、卒業のセレモニーはワンピースにストッキングを合わせて。家事や家族のお出かけ、買い出しなどにはワンピースにレギンスかタイツ。息子たちが小さかった頃も、レギンスとスニーカースタイルで公園に行っていました。

下に穿くもの次第で、オンオフ問わず対応できるのはワンピースならでは。クローゼットにはほかに、喪服とスポーツウェアが少しあるだけ。

ちなみに、部屋着は持たずに一日中ワンピースで過ごしています。以前は部屋着を持っていて外出のたびに着替えていたのですが、部屋着をやめてみると、着替える手間と部屋着を保管する手間がなくなりとてもラクになりました。料理をするときにはエプロンをして、服が汚れるのを防いでいます。