【初心者向け腕時計ガイド】セイコーなど“メンズ”ファーストウオッチの選び方とおすすめ3選
新しい生活にも慣れてきて、時計雑誌を見ると派手なデザインの最新作が多く、一本目の時計の選び方に悩んでいる。ここでは、ファーストウオッチにおすすめのポイントを解説し、慎重に選ぶべき理由を述べる。
ファーストウオッチには、どんなシーンでも使えるものが最適であり、白文字盤や革ベルト、機能の最小限化などがおすすめのポイントとなる。使い勝手や愛着を考えると、慎重に選ぶ必要がある。
最後に、機械式時計の利点や魅力が語られ、40mm程度の時計に込められたこだわりや逸話を楽しむことの意義が述べられる。機械式時計を通じて、時計愛好家としての楽しみを見出すことができる。
新しい生活にも慣れてきて、そろそろ時計でも買おうか、と時計雑誌を見てみるとすごい機能の派手なデザインの時計の新作情報ばかり。一本目の時計って最新作でいいの？おしゃれでカッコいいやつでいいの？何百人ものファーストウオッチ（一本目）を見届けてきた筆者のおすすめを紹介する。
ファーストウオッチ（一本目）におすすめなのは、どんなシーンでも使える時計がおすすめだ。仕事中も、プライベートでも、冠婚葬祭でもだ。プライベートでしか使えないファッショナブルな時計よりも、会社にも着けていけて、友人の結婚式にも合わせやすい時計がいい。とにかく使いやすいし、何より愛着が湧くからだ。
具体的には、文字盤の色は白がいい。クリーム色やアイボリーでもいいが、白文字盤は見る人の時計の印象をマイルドにしてくれる。要は悪目立ちしない。
ブラックやネイビーも悪くないが、ビジネスやプライベートでは格好いいものの、冠婚葬祭にはやや向かない。工具がなくても替えられる革ベルトにしておけば、白文字盤でもプライベートでのファッションの幅を持たせられる。
それから、機能は最小限にしておくのがいい。日付表示や月齢表示（ムーンフェイズ）、クロノグラフ、ワールドタイムなど、便利で格好いい機能が数多くあるが、機能は少なく目にしておくことをおすすめしたい。できることが増える機能よりも、例えば防水性の高さや耐傷性に優れるといった使うシーンを限定されないほうが使い勝手がよく、一本目に向いている。
最後に、できれば機械式時計にすること。クォーツ式は正確だし、電池が保つ限り動き続けて便利だ。しかしせっかく時計を楽しむなら、機械式時計をおすすめしたい。機械式時計はメンテナンスさえすれば永く使えるし、流行り廃りのないものも多い。一本目をずっと使い続けて、一生ものにすることも可能だ。
機械式時計は常に巻き上げてなければいけないし、クォーツほど正確に時刻を刻まない。それでもたった40mm程度の機械に数百もの部品を駆使して強いこだわりや逸話をもつ愉しみのあるアイテムは、機械式時計以外にないだろう。
本来は予算別に紹介したいところだが、イメージを掴んでもらうために筆者のおすすめファーストウオッチ3選を紹介する。
