覆面で探した、本当にうまい《韓国料理店の冷麺》具から「汁じゅわ~」「つるシコ」の麺でさっぱり食べられる4名店

AI要約

韓国料理店で提供される冷麺の魅力について紹介。

店ごとに異なるアイデアや素材を使った冷麺のバリエーション。

職人がこだわりを持って作る風味豊かな冷麺の特徴。

覆面で探した、本当にうまい《韓国料理店の冷麺》具から「汁じゅわ~」「つるシコ」の麺でさっぱり食べられる4名店

猛暑にキーンと冷たい麺を食べたい!これまで、うどん、そば、冷やし中華…と紹介してきたが、冷麺の存在も忘れちゃいけません。

とくに韓国料理店の冷麺は、味もトッピングもさまざま。黒酢と夏野菜のアレンジしたものや、タッカンマリにヒントを得てなんと8時間も煮込んだスープを使用したものまで。

今回は『おとなの週末』の覆面調査隊が、そんななかから絶品の冷麺を忖度なしでレポートする。

(お店の情報はをご参照ください)

冷麺といえばお酢の効いたさっぱり味。でも同店の冷麺はひと味違う。

「タッカンマリ(韓国の鶏の水炊き)に麺を入れたらおいしいのでは?」という発想から生まれたのがこの白濁スープの冷麺だ。

このアイデアがもう大正解!香味野菜と一緒に丸鶏を骨がほろっとほぐれるほど柔らかくなるまで8時間、弱火で煮込んだスープはやわらかで濃厚な鶏ダシの旨みがたっぷり。そこに生姜の香りが爽やかさをプラス。

トッピングされた色とりどりな野菜のシャキシャキ食感も楽しい。鶏ダシスープの冷麺は韓国にもないオリジナルとのこと。韓国の美食の街「麗水(ヨス)」出身の店主のセンスが光る味をぜひお試しあれ。

蕎麦やうどんに打ち立てはあれど冷麺にはなかなかない。それを食べられるのがここ。

「京都冷麺」と呼ばれる冷麺は、京都産の御膳粉を配合した、白く透き通った麺が特徴だ。そして何より注文を受けてから作り始めるのでコシが強く風味がいいのだ!

特に職歴10年の職人が作る麺は打ち立てのコシの中にもっちりとした柔らかさがあり、もうこの麺に塩をふるだけでいくらでもイケてしまいそう。

さらに同店はスープだって美味。黒毛和牛と野菜を煮込んだ黄金色のスープは上質な牛肉が持つ甘い香りが溶け出している。

韓国では冬にも冷麺を食べる文化があることをご存知?そんな韓国冷麺を日本の暑い夏に合わせてアレンジしたのがこの「黒酢冷麺」だ。

作るのは韓国在住経験があり韓国料理に精通した店主。さっぱりとした韓国冷麺をベースにしつつスープには鶏、牛の骨を煮出したダシに醤油や砂糖、酒で味を調えて旨みを深く。

麺は本場よりも太めで歯切れ良い仙台産を使用。さらにトッピングされたみずみずしいフルーツトマト、じゅわっと味が染みたナスの煮浸しなどの夏野菜が体に涼を運んでくれる。

仕上げに黒酢をまわしかければ、酸味とコクであと引く味になり、食べるほどに食欲が出てくる!