“青いアイテム”を身に着け清掃活動!海洋ごみ問題へのアクション「海ごみゼロウィーク」とは

AI要約

海洋ごみの増加について、2050年には魚よりも多くなるという深刻な問題が指摘されている。

日本財団と環境省が合同で推進する「海ごみゼロ」活動について紹介し、清掃キャンペーンの取り組みや参加方法について説明されている。

海洋ごみのほとんどは陸から流出しており、海だけでなく街でも活動することが重要であることが強調されている。

“青いアイテム”を身に着け清掃活動!海洋ごみ問題へのアクション「海ごみゼロウィーク」とは

世界中で増え続ける海洋ごみの問題。2050年にはプラスチックをはじめとする海洋ごみの量が、魚の量より多くなるともされている。

海洋ごみ問題に対し早急な対策を図るため、日本財団と環境省は共同で、「海ごみゼロ」を合言葉に一斉清掃活動を推進している。ごみ問題の周知啓発とともに、海洋ごみの流出を少しでも防ぐことを目的とし、今年で6年目となる。

5月30日「ごみゼロの日」、6月5日「環境の日」、6月8日「世界海洋デー」の3つの記念日を含む5月30日~6月9日の期間に『春の海ごみゼロウィーク』を行った。そしてこの秋、9月20日(金)「World Cleanup Day」から9月29日(日)までの期間で『秋の海ごみゼロウィーク』とした、全国一斉清掃キャンペーンを実施予定だ。

本取り組みに賛同し、清掃活動を実施したい団体は、まず海ごみゼロウィーク特設サイトにアクセスしよう。サイト内の応募フォームに団体名、実施予定日・活動場所等を入力するだけで申し込みが完了する。海岸だけでなく、公園や町中など、内陸での清掃活動も対象だ。

「活動に参加したい!」という人は、各団体の開催予定日が記載されているので、参考にしてみてほしい。

海洋ごみの約8割は、陸(街)から川を伝って海に流れ出したものとされる。ごみを減らすには海だけでなく街でも活動することが重要である。

日本全体が連帯し、海洋ごみ削減のためのアクションを行う『海ごみゼロウィーク』。ごみを出さない、ごみを捨てない、ごみを拾う。この行動は世界の模範となり、海の未来を守ることにつながるはずだ。