【鈴鹿8耐】ウェビックの8耐マニアがレース展開を直前予想!2024年も本命はあのチームか!?

AI要約

鈴鹿8耐に関する注目ポイントや見どころを解説する記事。

記事は、8耐参戦チームの3つのタイプを紹介し、各チームの特徴や目標について説明。

最も重要な内容をまとめた記事で、毎年楽しみにする人や初めての人に向けて作成されている。

【鈴鹿8耐】ウェビックの8耐マニアがレース展開を直前予想!2024年も本命はあのチームか!?

今週末に差し迫った真夏の祭典「鈴鹿8耐」! 今年は一体、どんなドラマが待っているのか、今から楽しみという方も多いのではないだろうか。そこでレースの楽しみ方や見どころが分からない人のために、今年の注目ポイントをウェビックきっての8耐好き社員・ホリウチが昨年に引き続き、独断と偏見を交えて解説!予想が当たるかどうかはさておき、子供のころから8耐を見てきただけあって、その視点はなかなかのものです。ぜひ、彼の持論を温かい目で見てやってください!

こんにちは! 新卒3年目のウェビックスタッフ・ホリウチです。自分は、社内でも自他共に認めるモータースポーツ観戦好き。MotoGPや全日本ロードレースはもちろんですが、なかでも鈴鹿8耐は自分で言うのもなんですが、超がつくほどのオタクだと自覚しています。

というのも、両親の影響で0歳の頃から鈴鹿サーキットに連れてこられ、8耐は2009年、小学6年生から絶えず現地観戦。中学3年のときは、部活でどうしても外せない試合と8耐が被った際も、試合を地元大阪で終えてから「最後の2時間だけでも」と観戦に向かうほど執着ぶりを発揮しました。いま、27歳になりますが、鈴鹿8耐の現地観戦は今年で15年目を迎えます(連続観戦記録は現在も継続中!)。そして、足で稼いだ知識は血となり肉になったかは分かりませんが、過去30年の優勝チームやライダーは暗記するまでに至っています。

これほど8耐を見ているファンもそう多くはないでしょう!バイク好きが集まるウェビックの中でも、8耐に特化していいなら、自分の右に出るものはいない!そう自負しております(笑)。

というわけで、今回、熱狂的8耐ファンである私がレース展開や注目チーム、そして見どころを解説(あくまでも個人的見解です・・・)させていただきます。

8耐参戦チームにはそれぞれの目標があります。それを整理して見ることでチームの戦略や判断の背景を知ることに繋がると思います。

そして、注目チームは大きく分けると3つにタイプがカテゴリー分けできます。8耐を初めて観戦する方は、まずはここから押さえておきましょう!

①8耐スペシャルワークスチーム

→メーカーの威信を賭け、優勝を目指す最強チーム群

#30 Team HRC

ワークスチームとはメーカーが直接チームを運営してレースに参戦する形態を指しますが、「鈴鹿8耐で勝つ」ことを至上命題に掲げて参戦するのですから気合が違います。さらに、この一戦のためにチームが組織されるのですから、下で紹介されるEWCのトップチームよりも8耐に賭ける熱量は上でしょう。

しかし・・・。2019年はホンダ、ヤマハ、カワサキと3メーカーが揃っていましたが、2019年をもってヤマハワークスが、2022年をもってカワサキワークスが参戦を休止(泣)。現在、8耐スペシャルのワークスはホンダのみという状況です。

②EWCトップチーム

→EWC年間タイトル獲得を最大の目標に掲げているチーム群

#1 YART YAMAHA OFFICIAL TEAM EWC

#5 F.C.C. TSR Honda France

#11 Team Kawasaki Webike Trickstar

#12 Yoshimura SERT Motul

#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM

など

メーカーから直接支援を受ける準ワークスチームと呼べる体制でいずれも強力です(BMWはワークス体制)。耐久レースを知り尽くしたスペシャリストとして、十分優勝争いに絡んでくるポテンシャルがあると思います。

ただ、彼らの最終的な目標はあくまでEWC年間タイトル。8耐のみ参加のチームと比較すると無理をする走りは出来ないという点は覚えておきたいですね。

③国内全日本有力チーム

→優勝・表彰台の獲得を目指しているチーム群

#2 DUCATI Team KAGAYAMA

#17 Astemo Honda Dream SI Racing

#71 Honda Dream RT SAKURAI Honda

#73 SDG Honda Racing

#76 AutoRace Ube Racing Team

#104 TOHO Racing

など

国内で戦うライダーを中心に組織されるので、地の利がはたらきます。

メーカーからの手厚い援助を受けるチームやファクトリー製パーツを組み込む車両もあるなど準ワークスと呼べるチームも含まれています。鈴鹿サーキットの走り込みの量も多く、チームによっては充分優勝争いに絡んでくることが予想されます。