フェムゾーンの潤いケアで全身キレイに!?「腟ねぇ」に訊いた腟ケアの重要性【わたしにもできるフェムテックBeauty】フェムケア編

AI要約

20年前の出産をきっかけに腟ケアを始め、専用のソープやオイルマッサージで潤いケアをすることで、痛みが治り自律神経が整い、肌のトラブルも解消した経験を持つ山口明美さん。その経験から、フェムケアの大切さを伝えるために会社とサロンを立ち上げた。

フェムゾーンはデリケートであり、顔以上に使うものの成分にこだわる必要がある。弱酸性の専用ソープを使用し、適切に洗うことでニオイやかゆみのトラブルを防ぐ。

山口さんのサロンでは、ハワイの大自然で育ったタマヌオイル配合の弱酸性フェムゾーン専用ソープを提供しており、洗い方にも注意が必要。

フェムゾーンの潤いケアで全身キレイに!?「腟ねぇ」に訊いた腟ケアの重要性【わたしにもできるフェムテックBeauty】フェムケア編

「私が腟ケアを始めたのは、20年前の出産がきっかけです。会陰裂傷で14針も縫ったため、ボディソープだとヒリヒリ痛くて洗えない、傷周りが乾いて擦れてさらに痛い…と、どうしようもない程つらい状況でした。そこで、当時はまだ日本になく、ネットで買った海外のフェムゾーン専用のソープを使ったり、助産師さんから教わったオイルマッサージで潤いケアをするようになったら、随分ラクになったんです。痛みが治ってからも続けているうち、自律神経が整って心も健康に。また、保湿&マッサージで腟の血行が良くなったためか、肌のトラブルもなくなりました! 以来ずっとノーファンデです。この感動とフェムケアの大切さを日本の女性たちに広めたいと強く思い、ついにフェムケア専門の会社とサロンを立ち上げました。女性にとって、腟は美容と健康のために最もケアすべき部位なんです!」(「3FACE」代表取締役・腟プランナー 山口明美さん・以下「」内同)

「顔のソープは専用のものを選ぶのに、フェムゾーンはボディと同じソープ。しかもボディの延長で勢いよく洗ってしまうという人は、フェムゾーンに黒ずみやニオイ、かゆみなどのトラブルが発生しやすくなります。フェムゾーンは経皮吸収率(物質が皮膚から体内に吸収される率)が、腕の約40倍と言われています。頬でも腕の13倍なので、それだけデリケートということ。顔以上に使うものの成分にこだわるべきなのです。

通常、腟は酸性で、pH3.8~4.5に保たれていて、雑菌の混入を防ぐ自浄作用をもっています。ところがアルカリ性のボディソープで洗っていると、腟もアルカリ性に偏って自浄作用が弱まり、雑菌が繁殖しやすい状態に。それがニオイやかゆみの原因になります。まずフェムゾーン専用の弱酸性のソープで洗うことから始めましょう」

山口さんのサロンで取り扱っているのも弱酸性のフェムゾーン専用ソープ。ハワイの大自然で育ったタマヌオイル配合。piton Femcare Soap ¥4,950(税込)

「また、専用ソープを使っても、洗い方が雑だったり、強くこすったりするのはもちろんNG! ソープをよく泡立ててから、摩擦を起こさないように優しく丁寧に洗うようにしましょう」