中学受験で「逆転合格できる子ども」に育てる方法…「小1からの塾通いは、ほとんど意味がない」プロ家庭教師が言うワケ

AI要約

中学受験における子どもの体力トレーニングの重要性について述べられています。体幹の鍛え方や運動の効果、身体と学力の関係に焦点が当てられています。

体力がある子はメンタルも強く、姿勢も美しくなると説明されています。体幹の有無が勉強の効率や受験結果に影響を与えるとして、体幹を鍛える方法が紹介されています。

小学校低学年以下の子どもに対しては、外遊びや体幹を鍛える習い事やスポーツをさせることが有益であると主張されています。プレ準備として体力の養成が重要視されています。

中学受験で「逆転合格できる子ども」に育てる方法…「小1からの塾通いは、ほとんど意味がない」プロ家庭教師が言うワケ

「お友達が学習塾に入ったから」「なんとなく不安で」などという理由で、わが子を中学受験対応の塾に通わせているご家庭も多い、中学受験事情。

いざ塾に通っても、いまひとつ子どもが本気になっていない、むしろ勉強が嫌いになってしまった、など本当にこのまま受験をするのか思い悩む家庭もあるのではないだろうか。

せっかく受験するのなら、もっとやる気になってほしい、希望の学校に合格してほしい。そんな家庭のために、東大卒のプロの家庭教師として大人気の長谷川智也先生に、多くの合格した子がやっていた習慣の中から、すぐに実践できる「小さな習慣」を教えてもらった。

中学受験生は、学力も大切ですが、体力もつけましょう。日ごろから運動して体に力をつけておかないと、伸ばせる成績もなかなか伸びません。

「運動が苦手」という子も心配いりません。1日1回でいいので、ほんのちょっと、息がハアハアと上がるくらいの運動をしてから勉強するようにすると、グンと効率が上がります。ぜひそれを体感してみてほしいです。

なわとびやウォーキング、ちょっとしたエクササイズなどでもいいでしょう。

体力がある子はメンタルも強めです。

ポイントは体幹を意識すること。受験結果と体幹の有無は、僕の中では、相関関係が極めてはっきりしています。

体の芯が弱く、ヒョロヒョロした印象の子は、机に向かっていても、しばらくするとクニャッとして、へんな姿勢になっていくので疲れやすいです。

この点、サッカーや野球、バレエなどをやって体幹を鍛えてきた子は、やはり勉強に向かう同じ姿勢も持続しやすい。特にスポーツが得意でなくても、「体幹」がある程度ある子は見た目の姿勢がスッとしていて美しく、本人も姿勢をラクに保っています。

また、入試本番で不合格が続いても、後半で奇跡の巻き返しを見せるケースがありますが、このような逆転合格を遂げた子には、不思議と弱々しいタイプはほとんどいません。

ポイントは体の大きい小さいに関係なく、「体幹があるかないか」です。

体幹を鍛えるエクササイズは、動画サイトや書籍などでもたくさん紹介されていますから、やりすぎない範囲で、ぜひ親子で取り組んでみてください。

もしお子さんがまだ小学校低学年以下でしたら、外遊びを思い切りさせてあげて、可能ならば体幹を鍛える系の習い事やスポーツをさせましょう。

小学1年生で大手塾のプレコースに入れるよりも、よっぽど、プレ準備としては有効です(小学1年生での入塾はほとんど意味がない、と僕は日ごろ思っています)。