着るだけで疲労回復するSIXPAD「リカバリーウェア」 最新モデルは接触冷感機能も搭載

AI要約

EMSを活用したフィットネスギアを提供するSIXPADは、リカバリーウェアにも注力している。特殊繊維を採用し、血行を促進して疲労回復や筋肉のハリ・コリを緩和する製品を展開している。

厚生労働省が新たなカテゴリーとして家庭用遠赤外線血行促進用衣を設立。シックスパッドはこれに対応し、基準をクリアしたリカバリーウェアを開発している。

一般医療機器・家庭用遠赤外線血行促進用衣は遠赤外線の血行促進作用により疲労や筋肉のこりを改善する衣類形状の器具を指し、エビデンス取得に力を入れるMTGは新製品のリリースに向けて進化を遂げている。

着るだけで疲労回復するSIXPAD「リカバリーウェア」 最新モデルは接触冷感機能も搭載

独自に開発したテクノロジーによって、筋肉作りや健康をサポートしているSIXPAD(シックスパッド)。EMS(Electrical Muscle Stimulation)を活用したフィットネスギアをリードしている同ブランドは、リカバリーウェアにも注力している。

「SIXPAD Recovery Wear(シックスパッド リカバリーウェア)」は、一般医療機器・家庭用遠赤外線血行促進用衣の基準を満たしたもの。特殊繊維「メディキュレーション®(Mediculation)」を採用し、血行を促進。疲労回復や筋肉のハリ・コリを緩和し、ベストコンディションへ導くという。その最新作は接触冷感機能を備えた夏にも適したモデルだ。

近年、健康志向の高まりを受け、リカバリーウェアが人気を集めている。特にコロナ禍以降に需要が高まり、数多くの“リカバリー”をうたうプロダクトがリリースされた。

そのようななかで、2022年10月に厚生労働省が、医療機関での評価試験が必要な一般医療機器・家庭用遠赤外線血行促進用衣の新設を発表。42年ぶりに家庭用医療機器の新たなカテゴリーが誕生した。

新設の医療機器の届け出は、臨床試験などが求められるため、参入ハードルは大きく上がり、一般医療機器をうたうリカバリーウェアの販売は難しくなったのだが、シックスパッドは速やかに対応。一般医療機器・家庭用遠赤外線血行促進用衣の基準をクリアした「シックスパッド リカバリーウェア」を2023年にリリースし、ヒット商品となっている。

「家庭用遠赤外線血行促進用衣の基準をクリアするためには、物性試験だけでなく、加工品と未加工品を比較した臨床試験を行い、5%以上の血流量増加を確認する必要があります。本物であることをミッションとし、エビデンス取得に積極的に取り組んでいる我々にとっては望むところというか、ユーザーの方たちにより安心して利用していただけるので、法整備については歓迎でした」と、「シックスパッド リカバリーウェア」の開発を担当する株式会社MTGの石津 亮さんは言う。

一般医療機器・家庭用遠赤外線血行促進用衣は、次のように定義されている。“遠赤外線の血行促進作用により疲労や筋肉のこり等の症状改善を行うことを目的とした、衣類形状の器具をいう。生地に鉱物等による特殊な加工が施されており、一定程度の遠赤外線を輻射する。上半身用及び下半身用があり、それぞれ少なくとも上腕部および大腿部を被覆する。”