数年使用している畳が色あせてきて「張り替え」が必要かも…張り替えの目安や費用はどのくらい?

AI要約

畳の張り替え時期や費用について解説。畳の張り替えは畳が古くなり掃除が困難になった時が目安で、裏返し、表替え、新調の3種類の方法がありそれぞれの時期が異なる。

畳の張り替え費用の相場は方法によって異なり、裏返し、表替え、新調それぞれの費用の目安を示す。定期的な張り替えが大切で放置すると健康リスクや余計な費用がかかる可能性がある。

数年使用している畳が色あせてきて「張り替え」が必要かも…張り替えの目安や費用はどのくらい?

家の中に畳が敷かれた和室があるけれど、畳が色あせてきて張り替えを行うか悩んでいるという方もいるかもしれません。しかし、畳の張り替えはそもそも何を目安に判断したらいいのか、費用はいくらくらいかかるのかといった疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、畳の張り替え時期の目安や費用の相場、費用を安くおさえる方法などをご紹介します。

畳の張り替えはどのくらいの頻度で行うのがいいのか、判断が難しいと感じる方が多いかもしれません。畳を張り替えるのは「表面が古くなり掃除が大変に感じるようになったら」ということが目安とされています。

また、畳の張り替え方法には下記の3種類があり、方法ごとに実施時期の目安が異なります。

●裏返し:畳の裏面を表に張り替える。畳の使用開始から約2~5年で行う

●表替え:畳表と畳縁を新しいものに交換する。畳の使用開始から約4~7年で行う(裏返しを行ってから約5年)

●新調:畳全体を新しいものに交換する。畳の使用開始から約10~15年で行う

張り替え時期は、上記を目安に判断してみてください。また、自身で判断することが難しいという場合には、専門の業者に状態を確認してもらうとよいでしょう。

畳の張り替え費用は、張り替え方法によって変わってきます。方法別の費用の相場は下記の通りです。

●裏返し:1畳あたり約4000円

●表替え:1畳あたり約5000円~2万円

●新調:1畳あたり約1万円~3万5000円

表替えと新調にかかる費用は、畳の種類や使用されているイグサのランクなどによって変わってきます。また、依頼する業者によっても変わってくるため、正確な費用が知りたい場合には、専門の業者に問い合わせてみましょう。

「張り替え費用を捻出することが難しい」「傷みを気にしなければ張り替えしなくてもよいのでは」と考える方もいるかもしれません。しかし、畳を張り替えないことにはリスクがあります。

例えば、畳は長く使っていると、傷んで汚れがたまっていきます。そのまま放置すると、ダニやホコリで体にアレルギー反応が起こってしまう可能性があるようです。

また、長期間張り替えを行わないと畳の芯である「畳床」まで傷んでしまい、長く使うことができなくなってしまうこともあります。張り替えを定期的に行わなければ、余計に費用がかかってしまう可能性もあるということです。畳は、時期を見て張り替えることがおすすめです。