アストン・マーティンのF1マシン、AMR24のイメージを受け継ぐDBX707の特別仕様車がデビュー

AI要約

アストン・マーティンは、「DBX707」の特別仕様車「AMR24エディション」を発表。F1のレーシング・スピリットを受け継ぎ、レーシングとラグジュアリーを融合。

エクステリアとインテリアにはF1マシンのアクセントが施され、細部にこだわりが見られる。

最新のインフォテイメントシステムやサウンド・システムを搭載し、700㎰/900Nmのパワートレインを搭載している。

アストン・マーティンのF1マシン、AMR24のイメージを受け継ぐDBX707の特別仕様車がデビュー

アストン・マーティンは、「DBX707」の特別仕様車「AMR24エディション」を発表した。アストン・マーティンのF1マシン、「AMR24」やF1の公式メディカル・カーと同じ、レーシング・アイデンティティを備えたDBX707と位置づけている。

◆レーシング・ルックとラグジュアリーを融合

F1のレーシング・スピリットを受け継ぐ特別なDBX707 AMR24エディションは、個性的なカラーとトリムを配することで、ダイナミックなレーシング・ルックとラグジュアリーな雰囲気と融合している。

◆F1マシンを彷彿させるアクセント

エクステリアには、「ポディウム・グリーン」と「オニキス・ブラック」のボディ・カラーに、その色を引き立てる「アストンマーティン・レーシング・グリーン」または、「AMRライム」のブレーキ・キャリパー、「サテン」もしくは「グロス・ブラック」の23インチ・ホイール、「AMR24エンジン・プラーク」なども専用装備として装着される。

また、F1のAMR24とF1公式メディカル・カーを連想させるライムグリーンまたはトロフィーシルバーのアクセントをボディに施すことで、ロードカーとレーシングカーをリンクさせている。

◆こだわりのインテリア

インテリアは、「インスパイア・スポーツ」のトリムに、モノトーンの「オニキス・ブラック」にライムカラーのステッチとパイピング、または「オニキス・ブラック」と「アイフェル・グリーン」の2トーンにライム・コントラスト・ステッチを組み合わせと2タイプの配色を設定している。

また、エクステリア同様に、カーボンファイバー・パネルやダーククロム製のジュエリー、サテンクロム仕上げのチタンメッシュなど、ディテールまでこだわりが貫かれている。さらに、ダッシュパネルに施されたアストン・マーティンのアルミ製ロゴやドア・シルに刻まれたAMR24の文字もアストンマーティン・レーシング由来であることを主張する。ワイヤレスチャージングステーションにもライムカラーのハンドステッチが施されたサドルストラップが採用されている。

◆ベースモデル譲りの充実装備

自社開発による最新式インフォテイメントシステムや新しいデザインのダッシュボードなど、2024年初めに発表された最新のインテリアを採用。また、アストン・マーティンのオーディオ・パートナーである英国の「バウワース・アンド・ウィルキンス」(Bowers & Wilkins)社によって開発された新型サウンド・システムを搭載。DBX707のキャビンと形状に最適な音響設計が施されていて、世界的に名高い技術とイノベーションが反映されている。

 

搭載されるパワートレインは、700㎰/900Nmの4.0リッターV8ツインターボ・エンジンと湿式クラッチを持つ9段ATが組み合わされる。必要に応じて最大100%のトルクを後輪に配分される精巧な4輪駆動システムにより、0-100km/h加速を3.3秒でクリアし、最高速度は310km/hに達する。

文=塚田勝弘

(ENGINE WEBオリジナル)