大イベントを数々成功させてきた西野亮廣が、札幌ドームの赤字の理由を、誰よりもわかりやすく、誰よりも鋭く解説! 集客に困ってやった“画期的な改善(それも10億円)”が、そもそも大間違い!

AI要約

23万部のロングセラー『夢と金』の著者である西野亮廣さん。実は西野さんは、1万人以上を動員する武道館や、幕張メッセなどの“大箱”でのイベントも成功させてきた。先日「札幌ドーム赤字」のニュースが話題になっていたが、そんな「エンタメ屋」での視点から、その原因を鋭く斬り、解決策を提示する!

『札幌ドーム』が日本ハムファイターズの本拠地移転後初めてとなる決算で過去最大の赤字となったことが発表され、売り上げが57%減少した事実について。

西野亮廣さんの視点から札幌ドームの現状を分析し、解決策を提案。エンタメ屋からの視点を通じて問題点を浮き彫りにする。

大イベントを数々成功させてきた西野亮廣が、札幌ドームの赤字の理由を、誰よりもわかりやすく、誰よりも鋭く解説! 集客に困ってやった“画期的な改善(それも10億円)”が、そもそも大間違い!

23万部のロングセラー『夢と金』の著者であり、今、ビジネスパーソンが追うべき人物の筆頭である西野亮廣さん。実は西野さんは、1万人以上を動員する武道館や、幕張メッセなどの“大箱”でのイベントも成功させてきた。先日「札幌ドーム赤字」のニュースが話題になっていたが、そんな「エンタメ屋」での視点から、その原因を鋭く斬り、解決策を提示する! イベント運営に関係する人、みんな聞くべき凄い内容! 今回も、音声メディア「voicy」で配信中の「#西野さんの朝礼」から編集してお届けする。

今日は【窮地に追い込まれている札幌ドームの「そうじゃない感」】です。

何かと話題の『札幌ドーム』が日本ハムファイターズの本拠地移転後初めてとなる決算(2023年度)で、約6億5000万円という過去最大の赤字となったことを発表しました。

ちなみに1年間の売り上げは前年度から57%減少して、約12億7000万円だそうです。

くれぐれも言っておきますが「売り上げ」が12億7000万円です。

日ハム戦が年間60試合ほどあったそうなのですが、それがゴッソリと無くなった為、イベント日数は22年度の124日から23年度は98日に減少したそうで、「これはヤバイぞ。もっと使い勝手をよくせねば! たぶん、会場が大きすぎるから皆、利用してくれないんだ!」となったのか、なんと10億円をかけて、アリーナを暗幕で区切って、入場者数を約2万人規模に縮小する「新モード」を提案したものの、23年度の利用はわずか3日だったそう。

やることなすこと裏目に出ちゃって、「日ハムに意地悪をしたバチが当たった」みたいな昔話みたいな展開になっていますが、これに関して、普段、大きなホールなどを利用させてもらっているエンタメ屋からお話しさせてください。

テレビのコメンテーターさんとかは、普段あまり大きなホールを借りたりしていないと思うので、こっち側の意見を聞くことって、あまり無いと思うので、とくに札幌ドーム関係者の方は耳を傾けていただけると嬉しいです。

僕は敵ではなくて、死体蹴りをするような人間でもなくて、「どうか持ち直して欲しいな」と願っている人間で、札幌ドームの偉いさんからすると、「ていうか、お前は何者だよ? 一タレントでしょ?」と思われるかもしれないので、簡単に自己紹介をしておくと、集客の要でもある色恋やエロやインフルエンサーを一切排除して、ものすごい角度から、ものすごく集客している人間です。

あとは過去の実績を調べてください。