スーパーでアボカドを買ったら中が真っ黒でした。交換や返品をすることはできるのでしょうか?

AI要約

アボカドは熟し具合が難しい食材で、腐ったものを買ってしまうこともある。

腐っているアボカドは返品・交換できる可能性があるが、店舗によって対応が異なる。

アボカドの黒い点や筋は問題ないが、果肉が崩れている場合は注意が必要。

スーパーでアボカドを買ったら中が真っ黒でした。交換や返品をすることはできるのでしょうか?

アボカドはスーパーでも年中おいてある食材で、良質な脂質やビタミンを多く含むことから、頻繁に食べている方も少なくないでしょう。

しかしアボカドは熟し具合を見極めるのが難しい食材で、若ければ食べられないほど硬く、熟れすぎると腐敗してしまいます。見た目で熟れ具合を判断しづらいため、状態のよくないものを買った経験も多いことでしょう。今回は、スーパーでアボカドを買ったあとに腐っていたときの対処について解説します。

結論として、中身が腐っているアボカドはスーパーに持っていくか電話することで返品・交換してもらえる可能性があります。これはアボカドという食品が、中身を切ってみないと状態を確認できないことが理由です。

返品・交換の目安は状態によって異なりますが、買った当日にカットしてなかが腐っていれば、交換に応じてもらえる可能性があるといえるでしょう。ただし、対応は店によって異なります。

気になる方は、レジでお会計する際や購入前に、店員さんに確認したり、張り紙がないか確認したりしておくとよいでしょう。

■黒い点や筋は食べても問題ない

中身が崩れていて全体が黒ずんだり茶色くなったりしているアボカドは、傷んでいる可能性があるので食べるのは控えたほうがよいでしょう。しかし、小さな黒い点や筋がアボカドについていることもあり、そういった場合は食べて大丈夫か心配な方もいるでしょう。

アボカドの黒い点や筋は、植物として栄養を運ぶ「維管束」が酸化したもので、食べても問題ないものです。アボカドに黒い点や筋が生じるのはよくあるため、そのまま返品・交換しないようにしましょう。

ただし、黒ずんでいるのが点や筋ではなく果肉ににじんでいる様子なら、傷んでいる可能性が高いといえます。崩れるほど果肉が柔らかい、または嫌な臭いが伴う場合は、返品・交換ができないか、購入したお店に確認しましょう。

ここからは、傷んでいたアボカドを返品・交換するときに気をつけなければならないポイントについて解説します。店舗に対応してもらう場合は、以下の点にご注意ください。

■レシートは必須

購入したスーパーでアボカドを返品・交換してもらうには、購入時のレシートが必要です。そのアボカドがいつ・どこで購入したものなのか店舗側はわからないため、対応する際にレシートの提示を求められるでしょう。

これは、不当に新しい商品を強要するクレーマーの存在が否定できないなどといった理由から、店舗側も慎重にならざるを得ないためです。そのため、購入時のレシートは必ず控えておきましょう。

■日数が経ちすぎたものは交換できない

アボカドは日数が経つほど熟成が進むため、1週間以上保つ場合もあれば、数日程度で腐ってしまう場合もあります。当日または翌日なら返品・交換に対応してくれる可能性がありますが、2日以上経っている場合は断られてしまうこともあるでしょう。

アボカドは切らなければ冷蔵庫のなかである程度日持ちしますが、傷んでいた場合に返品・交換できるのはおよそ2日以内が目安だと考えられます。日数が経ったものだと、例え状態が悪くても店舗側に対応してもらえない可能性が高いです。傷んでいたときの損失を防ぎたいなら、早いうちに使って状態を確かめておきましょう。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ファイナンシャルプランナー