ニルヴァーナとマーク ジェイコブスが和解 スマイルマークのTシャツデザインを巡り

AI要約

米ロックバンドのニルヴァーナとファッションブランドのマーク ジェイコブスがスマイル・マークのロゴを巡る係争を和解した。

訴訟は2018年に始まり、ニルヴァーナはマーク ジェイコブスがスマイル・マークを不正に利用したと主張していた。

和解の条件は公開されておらず、係争は6年にわたって続いたが、現地時間7月9日に解決された。

ニルヴァーナとマーク ジェイコブスが和解 スマイルマークのTシャツデザインを巡り

 米ロックバンドのニルヴァーナ(Nirvana)と「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」が、スマイル・マークのロゴの権利を巡り係争していたが、和解が成立した。複数の海外メディアが報じた。和解の条件は公開されていないという。

 同訴訟は2018年にニルヴァーナの版権を管理するNirvana L.L.C.が提訴。マーク ジェイコブスがグランジファッションを広めたきっかけとなった1993年のコレクションを復刻した「Redux Grunge Collection 1993/2018 Marc Jacobs」を2018年に発売した際に、アイコンマーク的な存在にもなっているスマイル・マークを不正に利用し、「NirvanaをHeavenに変更し、2つの目をMとJに置き換えるのみで、他はほとんど変えていないデザインである」として、盗用を訴えていた。スマイル・マークは、ニルヴァーナの故カート・コバーンが描いたものだと主張。マーク ジェイコブスは「Nirvana L.L.C.にはロゴに対する強制力のある権利がない」と反論していた。約6年にわたり係争は続いたが、現地時間7月9日に和解が成立した。