ソニーG、「パルワールド」展開 共同出資でライセンス事業

AI要約

ソニーミュージックエンタテインメントが人気ゲーム「パルワールド」のライセンス事業を展開することを発表。

ポケットペアと共同出資会社を設立し、知的財産権の使用を企業に許諾する予定。

新会社「パルワールドエンタテインメント」を設立し、アニプレックスも関与することが決定。

 ソニーグループ(G)傘下のソニー・ミュージックエンタテインメント(SME、東京)は10日、人気ゲーム「パルワールド」のライセンス事業を国内外で展開すると発表した。

 開発したポケットペア(同)と共同出資会社を設立。ゲームを除くパルワールドの知的財産権の使用を企業などに許諾する事業を行う見通し。

 SMEのアニメ制作子会社、アニプレックス(同)を含む3社による新会社「パルワールドエンタテインメント」の設立で合意した。

 知財ビジネスのノウハウを持つソニーGとも連携、アニプレックスがグッズを受注販売する計画もある。新会社の資本金や出資比率は非公表で、社長はポケットペアの溝部拓郎社長が務める。

 パルワールドは、「パル」と呼ばれる架空の生物を集め、パルを使って戦闘や農業、工場労働などを行うゲーム。今年1月のサービス開始から1カ月で、総プレーヤー数が2500万を超えた。