【ろっ骨は自分で形を変えられる!】本当のくびれを作るには?「ろっ骨」をトレーニングをするメリット

AI要約

くびれがほしいのなら、ろっ骨を整えることが重要。正しい姿勢と疲れにくい身体につながる。

ろっ骨が体を形作り、姿勢や骨盤に影響を与える。ろっ骨のトレーニングでスタイルを改善可能。

呼吸や筋肉、脂肪の状態にもろっ骨の影響があり、自分でろっ骨の形を変えることができる。

【ろっ骨は自分で形を変えられる!】本当のくびれを作るには?「ろっ骨」をトレーニングをするメリット

くびれがほしいのなら、ろっ骨がポイント?  自分のろっ骨の状態を知り、ケアをしていくことで、良い姿勢や疲れにくい身体に繋がるそう。今回はボディワーカーの森拓郎さんの著書『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』(ダイヤモンド社刊)から、ろっ骨を整えるメリット、セルフチェック方法、また肋骨を締めるトレーニングを解説。

スタイルはろっ骨で決まります。それは、ろっ骨が体を形作っているからです。上半身には背骨という柱があり、背骨からは肺と心臓をぐるりと囲むようにろっ骨がのびています。ろっ骨は左右12対、計24本もあって、それなりに重さがあるので、ろっ骨が前に傾けば背骨も前に倒れ、ろっ骨が後ろに傾けば背骨は後ろに反り返ります。背骨とろっ骨が前や後ろに倒れれば骨盤も影響を受けます。

体の土台である骨が正しいポジションにないと、骨の上にのっている筋肉や脂肪を少し変えただけでは美しいスタイルは作れません。だからといって骨の形は生まれつきで変えられないと諦めないで。もちろん、人それぞれに多少の違いはありますが、少なくともねこ背や反り腰、肩が前にまるまった巻き肩、ろっ骨の下の部分が外に開いていてウエストがくびれない、アンダーバストが太い、首が肩に埋もれて短く見えるという悩みは、すべてろっ骨のトレーニングで解決します。呼吸が浅くてリラックスできないのもろっ骨に原因があります。肩や首がこるのは、ろっ骨まわりがきゅうくつに縮まっているせいで、呼吸のための筋肉が正常に働くことができないからです。骨が変わると筋肉もラクになり、脂肪もつきにくくなりますよ。

ろっ骨が開いていたり、傾いていたりするのは、遺伝や生まれつきのせいと諦めていませんか? ろっ骨の形は、なんと自分で変えられるのです。骨そのものがぐにゃりと形を変えるわけではありませんが、上から下まで12対あるろっ骨のすき間には筋肉があって、その筋肉をゆるめたり鍛えたりすることで、ろっ骨全体のカゴの形を矯正することができるのです。ろっ骨の中には肺があって、息を吸うとろっ骨が広がり、息を吐くとろっ骨がちぢまることをくり返しています。細かく分けて言うと、息を吸うとろっ骨上部の骨が上に広がり、ろっ骨の下部は横に広がります。深く呼吸するだけで、ろっ骨は大きく動くのです。ろっ骨をまっすぐに戻して深く呼吸をすると徐々にろっ骨のゆがみがとれていきます。