パッとヒンジを開けば設営完了! 3モードに変化する折りたたみ式「焚き火台」が機能的

AI要約

GOZELは2022年にスタートしたアウトドアブランドで、自動車外装カスタムパーツメーカーの技研が母体です。焚き火台は3形態で使い分け可能で、多機能性と洗練されたデザインが特徴です。

Butterfly Fire Standは折りたたみ式でソロモード、クッキングモード、キャンプファイアモードの3モードで使用可能。持ち運びやすいサイズと耐荷重10kgが魅力的。

素材はステンレス本体とスチール製のロストルと専用五徳。簡単な組み立てと日本製の品質が特徴で、4万1800円(税込)から購入可能。

パッとヒンジを開けば設営完了! 3モードに変化する折りたたみ式「焚き火台」が機能的

2022年にスタートアップしたばかりのアウトドアブランドのGOZEL(ゴーゼル)。じつは自動車外装カスタムパーツメーカーのトップ企業の技研が母体です。技研社はTRD、GR、モデリスタのトヨタワークスのカスタムパーツをはじめ、無限やSTIといった国産ワークスのエアロパーツの製造、デザインを手がけてきました。スタイリッシュさと機能性の両立に長年取り組んできた企業ならではの焚き火台は、ひと味もふた味も違います。

注目の焚き火台は先だって幕張メッセで開催された東京アウトドアショーでの出展です。注目のギアはButterfly Fire Stand(バタフライ・ファイア・スタンド)のネーミングの焚き火台です。いわゆるコンパクトな焚き火台は、ほぼ組み立て式を採用していると思いますが、本製品は折りたたみ式を採用し、使用シーン別に3形態で使い分けできるようになっています。

最大の特徴は多機能性です。ソロモード、クッキングモード、キャンプファイアモードの3モードで使い分けができます。そして携帯性にも注目です。A3サイズに収まる収納性は他のアイテムと同梱携行しやすいと思います。そしてデザインです。自動車のカスタムパーツメーカーならではの洗練されたデザインは、確かにアイコニックでメカニカルなキャラでもあります。

多機能モードですがソロモードでは火床が風防となります。リフレクターの役割も果たし、冬キャンプにも使用できます。クッキングモードでは専用五徳はもちろん、市販の網も使用できダッチオーブンまでいけるそうです。ちなみに耐荷重は10kgとのこと。キャンプファイアーモードでは広く間口も取れるので40cm級の薪を井桁組みできるそう。サイズ的にはA4の方が理想的と思う人もいるかもしれませんが、A4サイズだとキャンプファイアーモードのような多人数での使用の際、40cm級薪がはみ出てしまうそうです。

縦×横×高さの3サイズはソロモードで420×430×385mm、クッキングモードで380×430×318mm、キャンプファイアモードは430×430×230mmとなり、収納サイズは275×430×43mmです。

素材はステンレス本体にロストルと専用五徳がスチール製。本体重量は5kgで持ち運び用バッグ付きで4万1800円(税込)。専用五徳なし仕様もあるそうで、そちらは3万8500円(税込)とのこと。バッグから出したら組み立てるのではなく、ヒンジを開くだけの簡単操作。スムースなヒンジ操作は、まさに自動車のパーツ開発を手掛けてきた企業ならではのもの。しかも日本の鍛冶製造の聖地・燕三条製。マストなアイテムになりそうです。