年収が高い不動産会社ランキング2023最新版【トップ5】三井不動産&三菱地所超えの1位は?

AI要約

ヒューリックが1位で平均年収1900万円を超える不動産会社ランキング2023最新版が発表された。

地主が2位、霞ヶ関キャピタルが3位に入る中、三井不動産や三菱地所も大手として1200万円台の平均年収で上位にランクインしている。

全129社のランキングや財閥系の住友不動産なども含めて、詳細な情報が掲載されている。是非チェックしてみよう。

年収が高い不動産会社ランキング2023最新版【トップ5】三井不動産&三菱地所超えの1位は?

● 1位はヒューリック 平均年収は1900万円超え!

 今回は、上場企業の有価証券報告書に記載された平均年収のデータを使って、「年収が高い不動産会社ランキング2023最新版」を作成した。本社所在地はダイヤモンド社企業情報部調べ。単体の従業員数が30人未満の企業は除外している。対象期間は、2022年5月期~23年4月期。

 それでは早速、ランキングを確認していこう。

 1位になったのは、ヒューリック。平均年収は1904.2万円だった。

 同社は2年前に集計した「年収が高い不動産会社ランキング2021最新版」から、3年連続で1位となった。「2021最新版」におけるヒューリックの平均年収は1708.2万円。今回のランキングでは、200万円近くアップしている。

 ヒューリックは、東京23区など都心部を中心にオフィスビルや商業施設などを保有しており、不動産開発や賃貸事業を手掛けている。22年12月末時点での単体の従業員数は202人、平均年齢は39.6歳だった。

 2位は地主で、平均年収は1697.1万円だった。「土地」に特化した不動産開発や投資を行っており、22年1月に日本商業開発から社名を変更した。

 1位のヒューリックとは200万円超の差があるが、地主も3年連続で同ランキング2位となっている。

 単体従業員数は58人、平均年齢38.9歳。取得した土地をテナントに20年以上の長期契約で貸し、さらにその土地を不動産投資商品として販売する「JINUSHIビジネス」が主力事業だ。

● 平均年収1000万円超えは14社 三井不動産や三菱地所の年収は?

 3位は霞ヶ関キャピタルで、平均年収は1344.0万円だった。

 もともとは東日本大震災で被災した宮城県のショッピングセンターの再生を目的に設立された合同会社だったが、現在は不動産コンサルティング事業を行っている。

 4位は平均年収1269.2万円で三井不動産、5位は平均年収1246.3万円で三菱地所と、いずれも平均年収1200万円台で大手2社がトップ5に入った。

 単体従業員数は三井不動産が1973人、三菱地所が1091人とトップ3社とは桁違いに多い。

 今回対象となった129社のうち、年収1000万円を超えたのは14社だった。

 ランキング完全版では、6位以下の平均年収1000万円超え企業を紹介するほか、全129社のランキングを掲載している。三井不動産や三菱地所と同じく財閥系の住友不動産や、その他の大手は何位にランクインしているのか。

 ぜひチェックしてみてほしい。

 (ダイヤモンド・ライフ編集部)