昭和感漂う商店街、再開発迫る 葛飾区立石 路上感撮

AI要約

京成線の京成立石駅南側に広がる立石仲見世商店街は昭和の雰囲気が色濃く残る商店街で、再開発が予定されている。

立石仲見世商店街は居酒屋や惣菜店など42店舗があり、防災に強い複合施設への建て替えが予定されている。

西脇勉さんは食料品店を営み、お客さんへの感謝の思いでいっぱいだと語り、町の人情味あふれる様子を記録に残そうとしている。

昭和感漂う商店街、再開発迫る 葛飾区立石 路上感撮

改札を抜け、食欲そそる香りに誘われながらアーケード街をそぞろ歩いた。京成線の京成立石駅(東京都葛飾区)南側に広がる立石仲見世商店街は、昭和の雰囲気が色濃く残っている。

戦後の闇市から続く同商店街は、居酒屋や惣菜(そうざい)店など42店舗が立ち並ぶ。駅北側で進む再開発と同様に、数年後には防災に強い複合施設への建て替えが予定されているという。

食料品店を営む西脇勉さん(79)は「無くなってしまう寂しさもあるが、お客さんへの感謝の思いでいっぱい」と笑顔。人情味あふれる町を記録に残そうとシャッターを切った。(写真報道局 酒井真大)