IWC、H. モーザー、パルミジャーニ…2024年注目の”ニュアンスカラー時計”6選

AI要約

2024年の時計トレンドとして注目されているニュアンスカラーに焦点を当てた腕時計の紹介。

ニュアンスカラーの時計は個性を演出し、スタイルアップに貢献するだけでなく、自分らしさを表現するのに最適。

細部までこだわり抜かれたデザインや色味を持つ腕時計の魅力について紹介。

IWC、H. モーザー、パルミジャーニ…2024年注目の”ニュアンスカラー時計”6選

どこかひとつでも激烈に推せる個性があるだけで、人生の伴侶たる最良の1本となりうる。6つの推せるポイント別に、エネルギー漲る腕時計を一挙紹介。今回は「ニュアンスカラー」で推す!

腕時計のなかでも最も大きな面積を占めるパーツが、ダイヤル。だからこそ、そのカラーリングは時計を選ぶうえで重要な要素になる。

白や黒、ブルーといった定番色以外のカラーも増加しつつあるが、とりわけ2024年はニュアンスカラーに注目。着色における技術的な進化やマーケットの需要の拡大もあって、ますます多彩になる一方だ。

特に目を惹くのは、シャンパンゴールドのサーモン系や、淡い色合いのグリーン系の時計。光によって表情を変えるその絶妙なカラートーンは、スタイルアップに貢献してくれるだけでなく、何者にも染まらない“自分らしさ”を演出することにもつながる。そんなニュアンスカラーの時計は、“推し”の候補となるには十分だろう。

拠点であるスイス・シャフハウゼンの黄昏時を表現した色味、デューン。15層にも及ぶラッカー塗装によって、淡いゴールドカラーの繊細な色味をサンレイ装飾に映しだした。ボックス風防やインダイヤル表示など、細部がブラッシュアップされた「ポルトギーゼ・オートマティック」に見事に溶けこんでいる。

自動巻き、SSケース、径42.4mm。¥1,963,500(IWC)

40mm径と小ぶりとなったモデル「パイオニア」の文字盤に採用されたのが、フュメと呼ばれる特徴的なグラデーションカラー。中央から周辺に向かって濃さが増していくさまは、眺めているだけでも満足感が得られる。約3日間のパワーリザーブと、実用面でも申し分なし。

自動巻き、SSケース、径40mm。¥2,596,000(H. モーザー)

ロゴ以外に文字がいっさい入らないダイヤルの色味は、グレーセラドンというややくすんだ青緑。古典的な技術を用いたグレイン仕上げのダイヤルに、その色合いを巧みに表現している。リニューアルされた「トリック」のローレット装飾とも、相性は抜群だ。

手巻き、PTケース、径40.6mm。¥8,206,000(パルミジャーニ・フルリエ)