「活動にご理解を…」長野県警にSNS“異例”1.3万いいね 「もちろんです!」「警官も同じ人間」との声多数

AI要約

長野県警が2024年7月1日にXへ投稿した内容が多くの共感を集めています。投稿は警察官の熱中症や脱水症のリスクについての注意喚起であり、多くのユーザーから賛同の声が上がっています。

警察官や消防隊員の任務に対する市民からの苦情がある中、行政が市民への理解を促進する取り組みが行われていることも明らかになっています。

今回の警察官の街頭活動に対する労いと理解は、平均的な投稿に比べて異例の反応を示しており、警察活動への理解が向上していることがうかがえます。

「活動にご理解を…」長野県警にSNS“異例”1.3万いいね 「もちろんです!」「警官も同じ人間」との声多数

 長野県警が2024年7月1日にX(旧ツイッター)へ投稿した内容が多くの共感を集めています。2日(火)18時時点で集まった“いいね”は1.3万件超。数百件に及ぶリプライ(返信)には、「もちろんです!」「警察の方々だって同じ人間だもの」などのコメントが寄せられています。

 投稿したのは「長野県警察(@police_nagano)」。7月1日8時40分、「交番・駐在所に勤務する地域警察官は、巡回連絡やパトロールなどの街頭活動に従事していますが」と切り出した上で、「夏季においては熱中症や脱水症のリスクが高まります」と任務における懸念事項を表明。「これらのリスクを低減させるため、警察本部では、街頭活動中の短時間休息や水分補給を認めています」とした上で、「地域警察活動に御理解・御協力をお願いします」と呼び掛けました。

 これに対してはXユーザーたちから「もちろんです!」「いつもお勤めご苦労さまです」「体調が万全でなければ安全は守れない」「がんばれ長野県警!」と共感・賛同する声が多数寄せられています。

 また、「当たり前のことですよね」「警察官だって同じ人間なんだから」「変なクレームは気にしないでほしい」といった意見も。同アカウントの普段の投稿へは平均数十いいね程度であることからも、今回の“バズ”は異例のことと言えそうです。

 警察官や消防隊員の任務をめぐっては近年、制服姿で休憩していた、コンビニに立ち寄っていた、といった苦情が市民から寄せられるなどしたため、行政が市民への理解を呼び掛けたり現場の運用方法を周知するといった取り組みが相次いでいます。