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「この会社、ヤバい…」改革を怖がる“何もしない”上司のせいで停滞していく、昭和的企業のリアル
古い昭和的体制の企業で20年近く働いているが、最近気付いた変わらない部分がある。
企業の体質は変化しておらず、現状維持が評価される風潮が続いている。
しかし、最近は業務改善が必須とされており、デジタル化や自動化が進められている。
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ザ・ジャパンな古い昭和的体制の企業で20年近く新卒から働いています。確かにこの約10年で残業はビックリするほど減りましたし、産休・育休が当たり前になりました。女性の退職者も激減しました。でもね、変わっていない所もあります。今日はそんなお話。
さて。最近気が付いたことがあります。ほ~何ですか?(一人二役)
企業の体質に関してです。
その分野ではまずまずの大手企業だと、
黒字企業だと余計に。
いや待て。競争甚だしい昨今。嘘だろ!って思うでしょ。
私も嘘だと思いたい。
でもホント。何にもしない、現状維持の人が評価され、出る杭は打たれる文化はずーーっと続いています。
とはいえ、さすがに古い体制の日本企業も、ここ最近自分達の仕組みや取り組みがヤバい!と気が付いてアレコレ手を打ち始めています。ことさら業務改善は必須の事項です。
具体的には手書きで行っていたことをデジタル化したり、ハンコ処理を撲滅したり、紙ベースだった重要書類をペーパレスにしたり…現場にいても、20年前よりも明らかに手書きは減りましたし、システム上で完結する仕組みはゴマンとあります。
そうなってくると業務改善は、脅威なんかではなく、必須!最重要だと言われる。表向きは。
例えば、以前、私の部門は、とある機器から出力させるレシートみたいな紙がありまして、そのデータを目視で確認。とにかくパソコンに打ち込むという業務をしていました。控えめに言って、結構つまんない作業です。少なからず私は嫌な作業だな。自動化できないかな。と思っていました。
そのため、IoT関係の展示会にも足しげく参加し、自動化できるソフトやシステムをいくつかピックアップしてきました。直属の上司も同僚達も巻き込んで、作戦を建てました。A社の技術ならば比較的低予算でいけるかもしれない。なら、A社を推しつつ、ダメならB社、C社も…とプランを考えてきました。
しかし、当時の部署のトップに持って行ったところ、