電車に乗ったら「こういう状況」 不快な事態に共感殺到「やっぱりみんなそう思ってるんだなぁ」

AI要約

電車内の共通の不快な状況についてSNSで話題となった投稿が大反響を呼ぶ。

仕切りに寄りかかる人の荷物が干渉したり、他人の髪や服が当たって不快に感じることがあるが、解決策は難しい。

混んでいる電車内での気遣いや注意は重要であり、寛容な精神が求められる。

電車に乗ったら「こういう状況」 不快な事態に共感殺到「やっぱりみんなそう思ってるんだなぁ」

 電車に乗って、シートの端を無事に確保できた。でも、別に乗ってきた人がドア付近に立っていて、背負ってるカバンが当たってしまう……。座席の仕切りに寄りかかる人の荷物が干渉。そんな経験をした人は少なくないはずだ。「電車内のこういう状況」を巡って呼びかけたSNS投稿は、大反響となった。声をかけたらいいのか、ただ我慢するしかないのか。ちょっとした議論も呼んでいる。

「電車内のこういう状況、めちゃくちゃ不快なんだけど、共感してくれる人いる?」

 横地 啓史@キャンプ/自転車(@ose_tweety)さんの投稿は、8万件以上のいいね、約9000件のリポストを集めている。

 IT企業に勤める横地さん。最近はリモートワークが増え、電車通勤の頻度は下がっているが、考え事をしている時に、ふとこのテーマを思い付いたという。「満員電車の何が嫌なのかをぼんやり考えていた時に、コレが思い浮かびました。初めての万バズでして、ここまで伸びるとは正直思ってませんでした、というのが感想です。ただ、やっぱりみんなそう思ってるんだなぁと」。

 電車通勤・通学の“あるある”だけに、コメントが殺到。「わかります。横の仕切り板の高さをもっと上まで上げてほしいくらい」「共感しかない…!!!」「長い髪や冬服のフードも、こうなるケース多いですね」「ロングヘアの人が寄りかかっている時が一番困る」「共感っす!だから端っこに座らない」「座ってる人間が妬ましくてわざとやってる説」「周りに気をつけよう、って思いますね」など、同じように困っていることを打ち明ける声が寄せられた。

 横地さん自身も、何度も困惑の事態に見舞われた。「投稿のコメントに寄せられている通り、ほかにも髪の毛やコートのフード、マフラーとかも遭遇した経験があります。圧迫感などもあって、嫌だなぁと」と明かす。

 それでいて、なかなか解決策が見いだせないのも悩ましいところ。混雑している電車内で、声かけは難しい。混んでいなくても、他人をいきなり注意することははばかられる。もちろんトラブルは禁物だ。

 ネット上でも、「めちゃわかる。逆にそこに立つ時はめっちゃ気使います」「すみません、カバンが当たってて痛いんですけど、って言っちゃう」「座ってる側なら肘で押し出すし、立ってる側ならカバン前に持ち直す」など、多様な意見が展開されている。

「難しいですよね。さりげなく話しかけられる状況であれば、お願いすることもできるのですが、イヤホンをしている人とかだとソレは無理ですし。トラブルを避けたいならば、基本は『不快』だけれど我慢するしかなさそうです」と、横地さんは半ばあきらめの思いを口にする。

 仕切りにもたれかかる際は注意したいところ。シートに座っていてイラッとしてしまうかもしれない。それでも、寛容な精神を持って、気遣いを心がけたい。