孫に「過保護」すぎる義母…度を越した心配によって生じたとんでもない「勘違い」

AI要約

白目みさえさんが描くコミックエッセイ「子育てしたら白目になりました」で、義母が過保護すぎる孫に対する行動が紹介されている。

義母は自身の経験から、孫への愛情とお世話好きが高じて極度の心配性になる。

夫や義弟が怪我が多かったため、義母は常に気にかけ、小さな怪我でも大騒ぎするほどだった。

孫に「過保護」すぎる義母…度を越した心配によって生じたとんでもない「勘違い」

 現在2児の母で、白目をむきながら子育てに奮闘するママの姿を描いた人気コミックエッセイ「子育てしたら白目になりました」の著者である漫画家・イラストレーターの白目みさえさん。臨床心理士・公認心理師として精神科に勤務しながら、InstagramやX(旧Twitter)で作品を随時更新しています。

 毎日子育てや仕事に忙しい白目さんですが、二世帯住宅に暮らす義父母とのやりとりにも白目をむくことが多々あるそうで、これまでの記事では、外出するたびに見送り出迎え、毎日のように夕飯のおかずをお裾分け……世話好きすぎる義母の行動に、ありがたさを感じつつ負担に感じることもある話をお伝えしました。今回は、そんな義母が孫に対して過保護すぎるエピソードを綴っていただきました。子育てをサポートしてくれるのは嬉しいけれど、「これはやりすぎでは?」と思う出来事がいくつもありました。

 私の義母はとってもお世話好きです。ただし、夫と義弟は昔から「怪我上等」と言わんばかりの元気な男の子だったので、お世話好きの義母ですら手がかかりすぎて、「ええ加減にせんかい」とブチ切れてしまうほどだったとか。

 段差があれば登るし、川があれば入るし、地面があればとにかく走るし、木の棒があれば振り回し、虫がいれば集めるし、口癖は「お腹すいた」。義母が予想もしないような怪我や危険に巻き込まれることも多く、膝は常に擦りむいていて、絆創膏や包帯を買った回数は数知れず。義母の注意や約束は「破るもの」という認識で、「何ひとつ言うことを聞かなかった」そうです。

 うちの娘もそこまで大人しいわけではないですが、「みさえちゃん。しーちゃんもひーちゃんも偉いのよ。走らないでって言ったら止まるのよ」と、大層驚かれていました。夫よ、どんな子どもだったの? 

 そんな義母なので娘のことが可愛くて可愛くて仕方がなく、少し転んだだけでも駆け寄って抱きしめ、遠くで泣けば作業途中のものを全て放り出して娘の前にひざまずき、遠目では確認できないほどの小さな傷でも大きな絆創膏を貼って大騒ぎ!  「お世話好き」と「孫への愛」が高じて極度の心配性になってしまったのです。