横浜市がアプリ「パマトコ」開発 子どもに関する申請をオンラインで

AI要約

横浜市は、子どもに関する行政手続きのオンライン申請を可能にする子育て応援アプリ「パマトコ」を開発した。ウェブ版が7月1日に先行公開され、スマートフォン版は秋に公開予定。アプリ名の由来や対象手続きなどについて述べられている。

アプリは、九つの手続きに対応しており、2025年3月までに残る14の手続きも対象にする方針。その他にも予防接種やイベント情報の提供、施設検索機能などが充実していることが述べられている。

当面は0~6歳児を対象にしており、将来的には中学3年まで拡大。さらに図書館情報との連携や学校との連絡機能も追加される予定で、山中市長のコメントも含まれている。

横浜市がアプリ「パマトコ」開発 子どもに関する申請をオンラインで

 横浜市は、子どもに関する行政手続きのオンライン申請を可能にする子育て応援アプリ「パマトコ」を開発した。7月1日からウェブ版を先行公開し、秋にはスマートフォン版の公開を予定する。

 アプリの名称は「パパ、ママと子どもたち」から名付けた。手続きのために区役所に出向く手間を省くのが狙い。

 「児童手当・特例給付の認定請求」「小児医療費支給申請」など九つの手続きが対象となる。「出産費助成」「妊婦健診助成」「保育所入所」など、育児に関する残る14の手続きは、2025年3月までに順次対象を広げる方針だ。

 アプリは他にも、予防接種のスケジュール管理ができ、住所や子どもの年齢に応じたイベント情報も得られる。子育て支援施設や医療機関、公園など市内約1万4000施設の検索も可能だという。

 当面は0~6歳児のいる家庭が対象だが、25年度中には中学3年まで拡大。「読みたい本と出合える」図書館情報システム連携や、学校・学童との連絡機能も付加させる。山中竹春市長は「『横浜に住んで良かった』『子育てしやすい』と思ってもらえるようなアプリにしたい」と述べた。【岡正勝】