イタリア人「びっくりしたし、唖然とした」 初めての日本で衝撃的な体験 観光地で起きた出来事とは
イタリア人男性が初めて日本を訪れ、正座での食事やカラスの襲撃など驚きの体験をしたエピソードを紹介。
京都での伝統的な日本料理を楽しむ中で正座での食事が少し辛かったが、良い経験であり、楽しい思い出になった。
カラスの襲撃を受けた体験では、サンドイッチと眼鏡が一瞬にして消え、驚きと唖然としたが、後に無事に眼鏡を見つけることができ安心した。
訪日外国人のなかには、日本で驚くような体験をする人もいます。6年前に初めて日本を訪れたというイタリア人男性は、日本の習慣やおいしい食べ物の思い出が今も忘れられないそう。また、訪れた有名な観光地では衝撃的な体験をしたといいます。いったい、どんなことがあったのでしょうか。
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イタリアのペルージャ大学で教鞭を執るカルロ・プルソーニさん。2018年に初めて日本を訪れました。滞在期間は10日間で、東京大学や大阪文化センターで言語研究の講義を行ったそうです。
その際、カルロさんは京都にも足を運んでいました。伝統的な日本料理を堪能するなか、少しつらかったことがあったそう。
「料理はとてもおいしかったのですが、正座して食べないといけなかったのでつらかったです」
苦笑いを浮かべたカルロさんですが、正座で食事を楽しんだことは良い経験になり、素敵な思い出として残っているといいます。また、京都ではもうひとつ、忘れられない出来事が。
「鴨川の川辺に座って、サンドイッチを食べていたんです。そうしたら、カラスの襲撃に遭って。一瞬にして手に持っていたサンドイッチと、眼鏡が消えてしまいました。本当にびっくりしたし、唖然としました。魔法のようで、すごい体験でしたね」
一瞬の出来事で、思わず言葉を失ったというカルロさん。その後、メガネは無事に見つかって安心したものの、食べ歩きをするときは注意するようになったといいます。
日本ではカラスだけでなく、観光地によってはトビ(トンビ)による被害も報告されています。食べ歩きができる場所では、環境への配慮と、上空から食べ物を狙う“ハンター”に注意が必要です。
日本での驚きの出来事を振り返ってくれたカルロさん。また日本に来たときは、楽しい思い出をたくさん作ってほしいですね。