Microsoft、YouTubeなどの動画のAI採用リアルタイム吹き替え機能をEdgeで提供へ

AI要約

Microsoftは、EdgeのAIによるリアルタイム翻訳機能を発表した。

対応言語はスペイン語、英語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、ロシア語、韓国語。

YouTubeなどで利用可能になる予定で、動画を音声吹き替えと字幕で翻訳する。

Microsoft、YouTubeなどの動画のAI採用リアルタイム吹き替え機能をEdgeで提供へ

 米Microsoftは5月21日(現地時間)、開発者向け年次開発者会議「Microsoft Build 2024」の基調講演で、Webブラウザ「Edge」のAIによるリアルタイム翻訳機能を発表した。YouTubeなどの動画を、音声吹き替えと字幕でリアルタイムで翻訳する。

 YouTube、LinkedIn、Reuters、CNBC News、Bloomberg、Courseraなどので間もなく利用可能になる。

 まずは、スペイン語から英語、英語からドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、ロシア語、スペイン語、スペイン語と韓国語から英語への翻訳をサポートし、将来的には他の言語でも利用可能にしていく計画だ。

 Edgeには昨年12月にYouTube動画を要約する機能が追加されたが、この機能は動画のトランスクリプト(音声のテキスト化)に依存しているため、すべての動画で利用できるわけではない。