Web3ゲームを防災対策に活用、BLOCKSMITHと渋谷Web3大学が「QAQA-BO」を共同開発

AI要約

防災対策ソリューション「QAQA-BO」の自治体向け提供が始まった。

住民の防災意識向上を目指すクイズ形式のコンテンツを通じた取り組み。

地域特性や過去の災害履歴を考慮した防災対策の推進を目指す。

Web3ゲームを防災対策に活用、BLOCKSMITHと渋谷Web3大学が「QAQA-BO」を共同開発

ブロックチェーン技術を活用したプロダクトの開発を行うBLOCKSMITH&Co.と、防災・災害対策の課題を解決するWeb3プロジェクト「Perfect災害支援DAO」を運営する渋谷Web3大学は、防災対策ソリューション「QAQA-BO(カカボ)」の自治体向け提供を開始した。

カカボは、BLOCKSMITHが開発するWeb3ゲーム「QAQA」と、渋谷Web3大学のプロジェクトの知見を組み合わせたソリューション。QAQAは、ユーザーがクイズを出題・回答し、ゲーム内ポイントを獲得するクイズ動画SNSで、ポイントは暗号資産(仮想通貨)「BLQS」に交換できる。

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今回の取り組みでは、クイズ形式のコンテンツを通じて住民の防災意識を日常的に向上させることを目指している。

特筆すべき点は、各自治体の地域特性や過去の災害履歴を考慮したコンテンツ設計が可能なこと。また、独自の伴走支援型サポート体制により、地域に根ざした防災対策の推進を図るという。

両社は、このソリューションにより災害時の即応力向上、防災活動参加率の増加、地域防災力の底上げ、さらには自治体の防災ブランド力向上による移住促進や企業誘致への好影響を期待している。

|文:栃山直樹|画像:リリースから