万博入場チケットをふるさと納税の「共通返礼品」に 府の30自治体が導入に前向き

AI要約

大阪府が大阪・関西万博の入場チケットをふるさと納税の「共通返礼品」として調整中。

共通返礼品制度を活用し、大阪市以外の自治体でもチケットを返礼品として利用可能に。

能登半島地震の被災者向けに、万博入場券をふるさと納税の寄付返礼品として受け付け開始。

万博入場チケットをふるさと納税の「共通返礼品」に 府の30自治体が導入に前向き

 大阪府が大阪・関西万博の入場チケットを、ふるさと納税の「共通返礼品」とする方向で調整を進めていることがわかりました。

 ふるさと納税の「共通返礼品」は、都道府県内の特産品を産地ではない自治体でも返礼品として扱うことができる制度で、関係者によりますと、大阪府は大阪・関西万博の入場チケットを府内の「共通返礼品」とすることも視野に調整中だということです。

 共通返礼品となれば、会場がある大阪市以外でも返礼品として扱うことができるようになります。

 府が各自治体の意向調査を行ったところ、約30の自治体が導入に前向きだったということです。

 また、府は能登半島地震の被災者を万博に招待するため、10月下旬から入場券を返礼品としたふるさと納税の寄付を受け付けます。

 府の関係者は、「結果としてチケットの販売促進につながる可能性がある」としています。