御殿場西高校、LINEで進路指導をデジタル化

AI要約

御殿場西高等学校は、株式会社RePlayceとの連携に基づき、進路指導部のデジタル化を進め、生徒が進路情報にアクセスしやすい環境を整備した。

進路に応じた情報収集やイベント情報の閲覧、奨学金情報の提供など、幅広いサポートがLINEを通じて行われる。

学校は、生徒がデジタル社会に適応する力を高めるため、時代に即した進路指導を提供する意向を示している。

御殿場西高校、LINEで進路指導をデジタル化

御殿場西高等学校は、株式会社RePlayceが運営する中高生向けキャリア探究サービス「はたらく部」との包括連携にもとづき、進路指導部の活動において、LINE活用をはじめとするデジタル進路指導室を5月から運営開始したと発表した。

デジタル化した進路指導部では、進路に応じた多様な情報にアクセスできる。

<大学・短大・専門大学進路向け>

・進学先・就職先の情報についての検索やリサーチの実施

<高卒就職向け>

・就職フェア、企業説明会などのイベント情報の閲覧

・デジタル求人情報の閲覧

<奨学金情報、個別面談>

・地域、国、民間のさまざまな奨学金情報の展開

・進路についての相談予約をWeb上で行う

<イベント情報など>

・キャリア形成に関わるイベント情報にアクセス

・課外活動情報へアクセス

・キャリアイベントなどワークショップへの参加

同校では、進路指導部がアナログで管理されており、進路に関する情報を授業以外で提供できていなかった。スマートフォンやSNSを日常的に利用する生徒に向け、全ての情報をデジタル化して、生徒がいつでも情報にアクセスし、プッシュ配信で進路情報に触れる機会を増やすためにReplayceとの連携を決めたとしている。

具体的には、進路指導で生徒たちが使い慣れたデジタルプラットフォームを活用し、生徒のニーズに密接に応えられるようにした。特に、LINEを活用することで、日常的にアクセスしやすい環境を提供し、生徒一人ひとりに対する個別対応が可能となるという。

同校は、「時代に即した進路指導を提供することで、生徒が将来直面するデジタル社会での適応力を高めたい」とコメントしている。