ELAC、JET6搭載「VELA 400.2シリーズ」からフロア型「408.2」／ブックシェルフ型「404.2」
ELACの新製品「VELA 400.2シリーズ」が登場。JET6トゥイーターを搭載したハイエンドクラスのスピーカーが9月10日に発売。
フロア型「VELA FS 408.2」とブックシェルフ型「VELA BS 404.2」の2つのモデルがラインナップされ、価格も公開された。
JET6トゥイーターやAS-XR CONEウーファーを採用し、シリーズ全体がリニューアルされたことで、音質や性能がさらに向上している。
ユキムは、同社取り扱いブランドELACから、JETトゥイーターの最新世代「JET6」を搭載したハイエンドクラス「VELA 400.2シリーズ」からフロア型「VELA FS 408.2」とブックシェルフ型「VELA BS 404.2」を、9月10日（火）に発売する。ラインナップと価格は以下の通り。
・フロア型「VELA FS 408.2」
1,100,000円（ペア、BLACK HG／WHITE HG）／1,210,000円（ペア、WALNUT HG）
・ブックシェルフ型「VELA BS 404.2」
660,000円（ペア、BLACK HG／WHITE HG）／715,000円（ペア、WALNUT HG）
VELA 400.2シリーズは、前モデル「VELA 400シリーズ」をベースとして5年振りにリニューアルされたモデル。2024年2月に、フロア型モデル「VELA FS 409.2」と「VELA FS 407.2」、ブックシェルフ型モデル「VELA BS 403.2」、センタースピーカー「VELA CC 401.2」の4モデルが発売されており、今回の2機が加わることでシリーズのラインナップがすべて揃うかたちとなる。
シリーズの特徴である最新世代のJETトゥイーター「JET6」は、25mmのドーム・トゥイーターの10倍の面積を持ち、優れた周波数特性や高いパワー・ハンドリング、ハイレベルな低歪みを実現しているという。10年前の「JET5」からは、カプトン素材にプリントされた導電アルミニウム・パターンの厚みに変化を持たせて振動板の質量分布を改良したり、振動板の畳み幅をより複雑な数種類の組み合わせに変更するといったブラッシュアップが施されている。
ウーファーには「AS-XR CONE」（アルミ・サンドウィッチ・クリスタル・ライン）を採用。クルトミューラーから供給を受けるペーパー・コーンとアルミニウム・コーンを重ねた振動板は軽量で内部損失に優れるとしており、振動板にかたどられた幾何学模様のパターンはアルミニウム・コーンの強度を10倍に高めているという。
VELA FS 408.2は、2.5ウェイ・バスレフ型でJET6トゥイーター×1基、180mm AS-XRコーン ウーファー×2基を搭載。クロスオーバー周波数は450Hz／2.55kHz、周波数特性は28Hz - 50kHz、能率は88.5dB（2.83V／1m）、インピーダンスは4Ω。外形寸法は、276W×1,142H×332Dmm、質量は27.1kg。
VELA BS 404.2は、2ウェイ・バスレフ型でJET6トゥイーター×1基、1180mm AS-XRコーン ウーファー×1基を搭載。クロスオーバー周波数は2.4kHz、周波数特性は38Hz - 50kHz、能率は87dB（2.83V／1m）、インピーダンスは4Ω。外形寸法は、276W×412H×332Dmm、質量は9.7kg。
