スマホ乗っ取り被害経験者は約55%、金銭的被害を受けた人も みんなは対策してる?

AI要約

スマートフォンの乗っ取り被害に関するアンケート結果をまとめると、3.5%の人がスマホを乗っ取られた経験があることがわかった。被害にはSNSアカウントの乗っ取りや不正利用など様々な例が挙げられた。

乗っ取られた35人の半数以上が実際に被害を受けており、SNSを通じた不正ツイートやクレジットカードの不正利用などが報告されている。原因としては怪しいアプリやサイトへのアクセス、パスワードの使い回しが挙げられた。

一部の被害者は自身の行動との関連性を認識し難いケースもあり、乗っ取りの危険性がどこに潜んでいるかについての知識向上が求められている。

スマホ乗っ取り被害経験者は約55%、金銭的被害を受けた人も みんなは対策してる?

生活に欠かせない存在となったスマートフォン。そんなスマートフォンに乗っ取りの被害が出ていることをご存じでしょうか。実際に、スマホを乗っ取られた経験のある人はどの程度いるか気になるところです。そこで今回は、「スマホを乗っ取られた経験に関するアンケート」を見ていきましょう。

株式会社NEXERが運営するスマートフォンPLUSでは、事前調査で「スマートフォンを持っている」と回答した全国の50代以下の男女1000人を対象に「スマホを乗っ取られた経験に関するアンケート」を実施。

まずはじめに「スマホが乗っ取られたことはありますか?」と質問すると、3.5%が「ある」と回答しました。スマホが乗っ取られたと思った理由をたずねると、「SNSアカウントが乗っ取られた」「勝手にスマホが動いた。知らないアプリが入っていた」「楽天ポイントを勝手に使われたから」「宅配業者と勘違いされる電話が相次ぎ、その後、高額な買い物をされた」という声が寄せられました。

次に、スマホを乗っ取られた経験がある人35人に、「スマホが乗っ取られて被害が出ましたか?」とたずねると、半数以上(54.3%)が「出た」と回答。具体的な被害として、「自分らしくないツイートが勝手にされていた(エロ系)」「クレカ不正利用」「プレイストアでゲームに課金された」「知人に意味のわからないメールを送られた」など、SNSを通じた被害から金銭的な被害まで、多岐にわたる被害が出ていることがわかりました。

また、「スマホが乗っ取られた原因はどのようなことだと思いますか?」とたずねると、「怪しいアプリを入れたこと」「知らないサイトにアクセスした」「パスワードの使い回し」「Free Wi-Fi使用時に、英語か何かが読めないのにやたらとyesをクリックした」「不自然な電話番号に、折り返し電話をしてしまったため」など、怪しいサイトやアプリへのアクセス、セキュリティ管理の甘さから乗っ取られたと考える人が多いことがわかりました。

しかし、中には「まったく心当たりがない」と回答した人もおり、乗っ取りの危険がどこに潜んでいるかわからないケースも寄せられています。