デジタル庁から「本人確認アプリ」登場。本人が本人確認してみた

AI要約

対面確認アプリでマイナンバーカードの本人確認が簡単に

マイナンバーカード対面確認アプリの使い方と特徴

将来的にマイナンバーカードがさまざまな場面で活用される可能性

デジタル庁から「本人確認アプリ」登場。本人が本人確認してみた

たしかに私本人でした。

先日デジタル庁からマイナンバーカード対面確認アプリがリリースされたので、本人かどうか自分でアプリをダウンロードして、本人が確認をしてみました。というかそもそもこのアプリって何をするためのもの?

結論を言ってしまうと、普段生活しててこのアプリほとんど使う機会はありません。でもなぜそんなアプリをわざわざデジタル庁がリリースしたかというと、誰でもマイナンバーカードを使った本人確認が出来るようにするため。

マイナンバーカードがあっても、これまで本人確認をしたい側(例えばお店側)がマイナンバーカードのICチップを読み取るための端末、そのためのソフト、マイナンバー情報へのアクセス権限などなどとても手間がかかります。

軽い気持ちで本人確認やりたい…! と思ってもハードルが高いものでした。

それが対面確認アプリさえスマホに入れてしまえば、その場ですぐにマイナンバーカードを使った本人確認が出来てしまいます。やり方も簡単は2ステップと非常にお手軽なんです。

1.まずはアプリをダウンロード

2.マイナンバーカードの表面をカメラで読み取る

3.マイナンバーカードのICチップをスマホで読み取る

すると、

顔写真(白黒) / 氏名 / 住所 / 生年月日 / 性別 / (マイナンバーカードの)有効期限 / (マイナンバーカードの)セキュリティコードが、読み取った側のスマホに表示されます。アプリを起動して数分実際の操作では2分ほどで本人情報が手元のスマホに表示されました。

操作も丁寧にガイドが表示されるので、迷うことはまったくありませんでした。超お手軽。

その心配は無用です。氏名や顔写真などの個人が特定できる情報は保存されませんのでご安心を。カードの有効期限(年)とセキュリティコードは履歴確認のために保存されます。履歴から個人情報を呼び出すことは出来ないので、悪用のリスクもありません。ICチップの情報を読み取っているだけなので、電波のない場所でも使えるのでどんな場面でも重宝しそうです。

利用シーンとして以下のような場面が想定されています。

・金融機関での取引のための本人確認時

・携帯電話の契約のための本人確認時

・中古品の買取のための本人確認時

・自治体窓口での本人確認時

・その他、マイナンバーカードの対面での本人確認が必要なとき

それ以外の場面では、あくまで推測ですがクレジットカードを対面で作る場合や不在通知の荷物を取りに行くなど、これまで運転免許証が担っていた役割が徐々にマイナンバーカードに置き換わっていきそうです。使うことは少なそうですが、使われる機会はこれから増えていくはず。頭の片隅に置いておいて損はないかも。

Source: デジタル庁