老舗国産ギターメーカー「グレコ」が腕時計になった

AI要約

ジャパンビンテージのオールドギターが再評価されている。希少な木材を使用し、腕のよい職人が丁寧に仕上げたものが多く、世界中のギターマニアの注目を集めている。

グレコとセイコーのコラボによるオリジナルモデル誕生50周年記念の時計がリリースされる。往年の名機のエッセンスを取り入れたスタイリングに2年の歳月をかけてこだわり抜かれている。

時計はサージカルスチールのケースやシリコン製のベルトなど高品質な素材を使用し、針やインデックスには遊び心が効いたデザインと夜光塗料が使われている。5種類のギターモデルをモチーフにしたデザインとなっている。

老舗国産ギターメーカー「グレコ」が腕時計になった

最近再評価を浴びているジャパンビンテージのオールドギター。今では使えないような希少な木材を贅沢に使って、腕のよい職人さんが丁寧に仕上げているものも多く、世界中のギターマニアが注目しています。

国産ギターの雄といえば、やはりグレコです。1967年後期に初のエレクトリックギターを発表し、1975年には初のオリジナルモデル「MR」をリリースしました。バッド・カンパニーのギタリスト、ミック・ラルフスのシグネイチャーモデルで、ダブルカッタウェイの独特なデザイン。MRの後も多くの名機を生み出し、今も多くのギタリストから愛好されています。

そのグレコがセイコーとコラボして、オリジナルモデル誕生50周年記念の時計をリリースします。いずれも往年の名機のエッセンスを時計に落とし込んだスタイリングです。

パーツの選定、仕上げなど、最終デザインの完成までに約2年の歳月を費やしており、ディテールはかなりこだわっています。ケースはいわゆるサージカルスチールと呼ばれる医療用具にも使われるレベルの316Lステンレスを採用。ベルトはシリコン製。ムーヴメントは秒針がぬるっと動くスイープセコンドのTM VH31Bクォーツ。安心の日本製です。

インデックスにフレットのポジションマークをあしらっていたり、針にGロゴが入っていたりと遊び心が効いています。針とインデックスには夜光塗料が使われていて視認性もバッチリ。

裏蓋には記念モデルであることを示す刻印が入り、オリジナルのダブルケースも付属します。モチーフとなったギターは以下の5種。

GWMR-ANV:MR(1975年)

GWGO-ANV:GO(1978年)

GWM-ANVV:M(1978年)

GWBW-ANV:BW(1978年)

GWBG-ANV:BG(1980年)

個人的には「ブギー」の愛称で人気あったBGが気になりますね。価格は各1万9800円とリーズナブル。発売は8月23日ですが、それぞれ100本限定と製造本数が少ないので、早めにゲットしたほうがいいでしょう。

Source: Greco