ソーシャルインテリア、オフィス家具の共創型ショールーム「THE MUSEUM」開設

AI要約

家具のサブスクリプションサービスを展開するソーシャルインテリアが共創型ショールーム「THE MUSEUM」を発表。50以上の協賛企業が支援し、法人向けショールームとして家具だけでなく床材や照明なども展示。

法人向けインテリア業界のニーズに応え、オフラインで複数ブランドの商品を体験できる場所が不足していたことから、THE MUSEUMをオープン。ハイブリッドな働き方の普及とオフィス環境の重要性を踏まえ、効果的な家具や照明の選定が可能。

ショールームは月に1000社弱の来訪を見込み、公式サイトからの予約で見学可能。ガイドツアーも9月から開始される予定。

ソーシャルインテリア、オフィス家具の共創型ショールーム「THE MUSEUM」開設

 家具のサブスクリプションサービスなどを展開するソーシャルインテリアは8月22日、共創型ショールーム兼オフィス「THE MUSEUM」を発表し、メディア向け内覧会を開催した。

 東京都港区にオープンしたTHE MUSEUMは、さまざまなブランドの商品やサービスを体験できる法人向けショールーム。家具のほか、床材、照明、塗装などを50以上の協賛企業が支援する。敷地面積は約926平方メートルで、ソーシャルインテリアのオフィスを兼ねる。

 ソーシャルインテリアで代表取締役を務める町野健氏は、「通常のインテリアショールームと異なるのは、THE MUSEUM自体がマーケティングの場となっていること。来場者であるリード顧客企業を協賛企業に提供し、当社が共に販売を促進していく」と、THE MUSEUMの特徴を語った。

 ショールームをオープンした背景として町野氏は、法人向けインテリア業界に、複数のブランドを横断して一度に体験できるオフラインの場所が存在しなかったことをあげる。「ハイブリッドな働き方が広がりオンライン会議が増加したことに伴って、オフィスの『音』の問題なども注目されている。ショールームではフォンブースや吸音材を使用した家具を実際に体験して効果を確認できるほか、家具や照明、カーテン、付帯サービスなどの商品も、横断的に探しやすくなる」と、町野氏はTHE MUSEUMのメリットを述べた。

 ショールームは、1カ月に1000社弱の来社を見込む。見学には公式サイトからの予約が必要で、ガイドツアーは9月20日から実施する。