「Gmail」にGeminiが下書きを洗練してくれる「Polish」機能が追加
GoogleはGmailのGemini下書き機能をアップデートし、Polish機能を追加。
新しいPolish機能では、形式化、詳細化、短縮に加えて文章の洗練が可能。
iOS／Android版ではGeminiの下書き機能にショートカットが追加された。
米Googleは8月20日（現地時間、以下同）、メールサービス「Gmail」において、Geminiによる下書き機能のアップデートを行った。
■ 下書きを洗練する「Polish」機能を追加（Web版／iOS／Android版）
Geminiを使用してメールを編集する際に選択できるオプション「Formalize」（形式化）、「Elaborate」（詳細化）、「Shorten」（短縮）に加え、新たに「Polish」（洗練）が追加された。
たとえば、下書きとして簡単なメモを入力し、［Help me write］ボタンから［Polish］を選択すると、Geminiがメモをもとにメールとしてふさわしい文章を生成してくれる。ただし、本機能は現在のところ、英語、スペイン語、ポルトガル語のみでの提供となっている。
■ Geminiによる下書き機能のショートカットが追加（iOS／Android版）
モバイルアプリにGeminiによる下書き機能のショートカットが追加された。メール本文がまだ空欄の場合には、メール本文に［Help me write］のショートカットが表示される。このショートカットを選択すると、単語をいくつか入力するだけでGeminiが下書きを提案してくれる、Help me write機能を呼び出すことが可能。
また、メール本文に一定以上の文章が入力されている場合には［Refine my draft］のショートカットが表示される。右にスワイプすることで起動し、Help me write機能の「Formalize」、「Elaborate」、「Shorten」、「Polish」、または新しい下書きを作成するオプションを選択可能だ。
同機能はGoogle One AI Premiumプランのほか、以下の「Google Workspace」のアドオンにおいて利用できる。
・Gemini Business
・Gemini Enterprise
・Gemini Education
・Gemini Education Premium
