PayPay、寄付、募金のオンライン寄付に対応開始

AI要約

PayPayが寄付、募金の支払方法にキャッシュレス決済サービスを導入。当初の導入企業は6法人。

寄付団体やサービスもPayPayを導入可能にし、キャッシュレスで寄付金を集めることで効率化やリスク軽減が可能。

寄付の上限額や手順、ポイント付与などの詳細も明示。寄付依頼は募金団体からは届かない。

PayPay、寄付、募金のオンライン寄付に対応開始

 PayPayは、8月以降順次、寄付、募金の支払方法に、キャッシュレス決済サービス「PayPay」の導入が可能になると発表した。当初の導入企業は「赤い羽根共同募金」「Yahoo!ネット募金」など計6法人。

●寄付、募金のオンライン寄付にも「PayPay」の導入が可能に

 今回新たに、寄付団体や寄付サービスを運営する企業などがPayPayの法人向けビジネスアカウントを作り、寄付の支払手段としてPayPayを導入することが可能になった。寄付団体は、キャッシュレスで寄付金を集めることで、各所にある募金箱の集金や集計する手間を省くことができ、現金を取り扱う際のリスクも軽減する。

 

 なお、PayPayで寄付する際は本人確認(eKYC)の完了が必要。本人確認済みユーザーは寄付団体のウェブサイトで寄付金額を入力し、「送金する」をタップすることでPayPayマネー残高を用いて寄付できる。初回のみ、PayPayにログインして認証が必要、2回目以降は不要。

 

 寄付の上限額は、一度または24時間以内で30万円、過去30日間以内で50万円。寄付に対するポイント付与はなく「PayPayステップ」は対象外。また、募金団体から送金依頼が届くことはない。