スマホが熱中症に!?　真夏の夜に訪れる汗まみれ高温状態で画面真っ黒の恐怖

夏の気温は昔と比べて上昇しており、熱中症への注意喚起が盛んな昨今だがスマホの熱さ対策も必要だ。2024年7月10日から7月17日に「誰でもスマホ リサーチセンター」が「夏のスマホの使い方」に関するアンケートを実施したところ、スマホが異常に熱くなった経験を持つ人は約7割もいることがわかった。

通信困窮者に携帯電話サービス「誰でもスマホ」を提供する株式会社アーラリンクが「誰でもスマホ リサーチセンター」によって「夏のスマホの使い方」に関するアンケート調査を実施した。調査期間は2024年7月10日から7月17日、「誰でもスマホ」利用者495人が対象。自身のスマホが異常に熱くなっていた経験の有無について尋ねると、72.3％が「ある」と回答。約7割が経験済みのようだ。

「どんなときにスマホが熱くなっていましたか？（複数回答）」と聞いたところ、1位が「バッテリー充電中に使用しているとき」で61.7％、2位が「動画を連続で視聴しているとき」で46.4％、3位が「長時間ゲームをプレイしているとき」で45.5％、4位は「高温の場所で使っているとき」で23.7％、5位は「多数のアプリを同時に使用しているとき」で18.2％。スマホの長時間稼働が主な原因となっているが、高温下での使用もスマホも高熱化の原因となっているようだ。

「夏に起こったスマホトラブル（自由回答）」を聞くと、「夏の暑い夜にスマホで動画視聴していたまま寝落ちして朝気付いたら背中の下で汗まみれになった。高温状態のスマホ、電源オンしてみると液晶画面真っ黒何も映らない、回路ショートしてしまった」との回答。自身の熱中症対策だけでなくスマホにとってもクーラーを使うことが大事なのかもしれない。他にも「砂浜で使用していたら高温になりすぎで使えない時間が続いた」「炎天下に忘れてしまいスマホが膨張して故障したことがある」「屋外でのイベント中に手に持っているときに携帯が熱くなり警告が表示された」といったものがあった。

最後に「スマホが熱くならないように、気を付けていることはありますか？（複数回答）」との問いでは、1位が「高温の場所に置かない」で49.9％、2位が「直射日光を避ける」で45.9％、3位が「充電しながら使わない」で37.2％、4位が「長時間の連続利用をしない」で32.7％、5位が「アプリを定期的に閉じる」で25.7％となった。熱さで大事なスマホが壊れないような対策は各々やっていく必要がありそうだ。

出典元:【誰でもスマホ リサーチセンター】