NTT東日本、オフィスICT環境の調査・診断と対策レポートを提供する「おまかせICT診断」を提供

AI要約

NTT東日本が新サービス「おまかせICT診断」を販売開始

セキュリティリスク診断とLANパフォーマンス診断を提供

価格はセットプランが6万5000円、単独プランが5万5000円

NTT東日本、オフィスICT環境の調査・診断と対策レポートを提供する「おまかせICT診断」を提供

 東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は5日、顧客のオフィスICT環境の調査・診断、および診断結果に基づく対策のレポートを行うサービス「おまかせICT診断」を販売開始した。

 おまかせICT診断は、ICTの専門家が顧客のオフィスを訪問し、顧客のネットワークや端末の運用状況に合わせて、セキュリティリスクの状況を可視化する「セキュリティリスク診断」と、端末機器の性能、通信状況を可視化する「LANパフォーマンス診断」を提供するサービス。ネットワーク構成図、平面図、設置場所写真、IT関連機器一覧など、現状に合わせた具体的な対策までを含めたレポート形式で顧客に報告する。

 セキュリティリスク診断では、セキュリティ対策を検討する上で効果的となる、「パソコンセキュリティ(OSのアップデート状況、ウイルス対策ソフトの導入有無)」「ネットワーク/LANセキュリティ(UTMの導入状況、Wi-Fiの暗号化強度、方式など)」「メールセキュリティ(標的型攻撃メールへの対応状況、メール誤送信対策状況など)」「アクセス管理(デバイスやフォルダのアクセス管理、社内共有設定状況など)」「情報収集・連絡体制(最新の脅威への情報収集、取り組み度合い、セキュリティ対策時の相談先確認)」の5つの観点で調査・診断を行う。

 LANパフォーマンス診断では、ネットワークや端末の運用状況を踏まえて、「ネットワーク接続機器(ネットワーク機器性能、設置環境、保守サポート終了時期など)」「ネットワーク通信状況(Wi-Fi電波強度、スピードテスト、ボトルネックの有無など)」「ネットワーク利用実態(ネットワークの稼働状況など)」「ネットワーク保守体制(緊急時のトラブル対応体制など)」の4つの観点でパフォーマンスの状況を可視化する。

 また、どちらのメニューにも共通して、「物理環境調査(ネットワーク構成図の作成、平面図の作成)」「機器調査(IT関連機器一覧の作成)」の2つの調査を合わせて実施する。

 おまかせICT診断の価格(税込)は、セットプラン(セキュリティリスク診断+LANパフォーマンス診断)が1回につき6万500円、セキュリティリスク診断が1回につき5万5000円、LANパフォーマンス診断が1回につき5万5000円(いずれもPC 20台までの価格)。