「会議」ってそもそもどうなんだ? 実施・調整のために勤務時間の約3割が使われている【Acall調べ】

AI要約

調査結果によれば、会議にかかる時間や調整作業について多くの会社員が問題意識を持っていることが明らかになった。

特に若い世代ほど会議や会議調整に時間を費やしており、効率化の必要性を感じている傾向がある。

課題や不満点が多く挙げられており、会議の進行や時間管理に関する課題も明らかになっている。

「会議」ってそもそもどうなんだ? 実施・調整のために勤務時間の約3割が使われている【Acall調べ】

Acall(アコール)は、「会議」に関する調査結果を発表した。東京都・大阪府・愛知県の会社員600人が回答している。

 

まず「1日のうち会議に使われる平均時間/会議の調整(日程調整・会議室検索・予約など)に使われる平均時間」を聞くと、会議時間は「平均1.9時間」、会議調整時間は「平均26.5分」だった。1日の業務時間(8時間)のうち、約3割が会議に費やされており、月約50時間、年約600時間が消費されていることになるという。

年代別にみると、50・60代より20・30・40代の若い世代のほうが、会議や会議調整により多くの時間を費やしていた。

「本当に必要だと感じる会議」について聞くと39.1%、「もっと効率化できると感じる会議」については43.1%だった。さらに「会議の調整作業をもっと効率化したいと感じるか」を聞くと、「感じる」35.2%、「どちらかというと感じる」43.7%だった。

「会議調整における課題」を聞くと、「参加者の空いている日程を見つけることに苦労する」72.0%、「会議室を予約したいときに適切な会議室を見つけるのに苦労する」70.7%、 「適切な会議が見つからないとき、交換してほしいのに言いにくい」64.0%が上位。「社内で会議室のカラ予約が多いと感じる」62.7%、「社内で会議室を複数予約している人や長時間予約している人に譲ってほしいと感じる」63.0%という声も多かった。

また「現在の会議の課題」を聞くと、「会議のゴールやアジェンダ設定がなされておらず、非効率な会議が多い」66.2%、「結論に達しないうちに会議が終わることが多い」65.3%、「会議の終了時間間際で話が盛り上がっており、締めにくい」69.0%が上位だった。会議そのものの進行・タイムマネジメントに関しても問題点が多いようだ。

 

・【調査対象】東京都・大阪府・愛知県の20歳以上の会社員(総務、人事、経営企画、マーケティング、技術)

・【調査方法】インターネット調査

・【調査時期】2024年6月18日~20日

・【有効回答数】600