渋谷区、小中学校26校に電子図書館「Yomokka!」を導入

AI要約

株式会社ポプラ社は、読み放題型電子図書館「Yomokka!」が渋谷区の小中学校26校で採用されたことを発表した。児童生徒約9,500名が利用可能で、4,300冊以上の電子書籍が読み放題。

渋谷区教育委員会はYomokka!を一括導入し、探究的な学びを促進。読書の興味・関心向上と午後の授業の充実に期待。

Yomokka!は同じ本を複数人が同時に読むことが可能で、幅広い本との出会いを提供し、子供たちの読書体験を豊かにする。

渋谷区、小中学校26校に電子図書館「Yomokka!」を導入

株式会社ポプラ社は、同社が提供する読み放題型電子図書館「Yomokka!」が東京都渋谷区の小中学校26校で採用されたことを発表した。内訳は、区立小学校18校と区立中学校8校の全26校で、児童生徒約9,500名が利用を開始している。

Yomokka!は、いつでも、どこでも、好きなだけ読書を楽しむことができる読み放題型電子図書館である。朝の読書タイムや授業の中での並行読書・調べ学習・家庭での読書など、さまざまな場面で活用が可能だ。

2024年7月現在で、出版社38社が提供する4,300冊以上の電子書籍が読み放題となっており、今後もラインナップを随時追加していくという。

渋谷区教育委員会では、個別最適な学びや協働的な学び、探究的な学びを展開する中で、児童生徒に新たな読書体験を提供するためにYomokka!を一括導入した。これにより、不読率の改善のほか、午後の授業を探究の時間とする「シブヤ未来科」での学習に対応する手段として期待している。

渋谷区教育委員会指導主事の柳田 俊氏は、「好きなときに好きな場所で読書ができる環境を提供することで、本に対する興味・関心を高め、探究における学びの質が向上することを期待している」と語っている。

また、渋谷区立千駄谷小学校校長の中野有一郎氏は、「読書に親しむ環境が整い、本を読むことが好きな子供たちの読書活動がさらに充実し、児童の調べ学習をカバーできる」とコメントしている。

ポプラ社によると、Yomokka!は同じ本を何人でも同時に読むことが可能で、本を読むだけではなく、さまざまな本と出会える機能によって子供たちの読書の幅をさらに広げられるという。