ECサイトはAmazon派? 楽天派? 20代の利用率に大きな差あり【いつも調べ】

AI要約
EC・D2C支援の「いつも」が実施した生活者の行動・意識調査による結果をまとめると、EC利用頻度や購入金額、商品カテゴリー別の嗜好、主要ECサイトの利用傾向が明らかになった。調査期間や対象者、方法についても明記されている。20代では「Amazon」が主要ECサイトとして人気だが、年代が上がるほど「楽天市場」の利用が増える傾向がある。
ECサイトはAmazon派? 楽天派? 20代の利用率に大きな差あり【いつも調べ】

EC・D2C支援の「いつも」は、実店舗とECの利用状況に関する生活者の行動・意識の実態調査を実施した。10~70代の男女1,675人が回答している。

 

まず、ECを利用する頻度としては、「月に1回程度」「月に2,3回程度」を合わせて月1~3回ほどという人が約半数を占めた。また、ECでギフト購入する人や、購入後にレビューをする人は、より頻繁にECを利用している傾向が見られた。

1カ月あたりの利用金額としては、「月10,000円未満」が全体の約7割を占める結果に。ECギフトやレビューの利用者は、利用頻度に加え、平均購入金額も高い傾向だった。

購入されている商品のカテゴリーをチャネル別でみると、Amazonでは「PC・スマホ関連製品」や「家電」、楽天市場では「食品」や「アパレル・ファッション小物」が多いようだった。また、自社ECサイトは「アパレル」が50.7%と圧倒的に多く、購入時に特定のブランドを決めて利用していることがうかがえた。

また、最も利用するECサイトとしては、「Amazon」と「楽天市場」に二極化している傾向だった。なお、20代のメイン利用は「Amazon」に偏っており、「楽天市場」とは倍以上の差をつけていた。一方で「楽天市場」は年代が上がるにつれメイン利用が高まっていた。

 

・【調査期間】2024年2月28日~3月1日

・【調査機関】インテージ

・【調査対象】国内の10~70代の男女 1,675人

・【調査方法】 WEBアンケート