サントリービジネスシステム、請求書クラウドサービス導入--月間労働時間を720時間削減

AI要約

サントリーグループのシェアード会社であるサントリービジネスシステムが、請求書クラウドサービスを導入し、ペーパーレス化や効率化を図った。

BtoBプラットフォーム 請求書は、請求業務のデジタル化を支援し、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応している。

導入により月間労働時間を削減し、コストも大幅に削減できた。

 サントリーグループのシェアード会社であるサントリービジネスシステムは、請求書クラウドサービス「BtoBプラットフォーム 請求書」を導入した。同サービスを提供するインフォマートが発表した。サントリービジネスシステムは、月間約750件の請求書をペーパーレス化、グループ各社の請求書発行業務を集約したという。

 BtoBプラットフォーム 請求書は、請求書の発行・受取・支払通知など、多様な請求業務をデジタル化できるクラウドサービス。ペーパーレス化やテレワークを促進し、電子帳簿保存法やインボイス制度にも対応している。

 サントリービジネスシステムでは、9つの事業会社から届く月間約750件の債権伝票申請書と請求書の仕分け、押印、封入、郵送、印刷、保管、そして中国のオペレーションセンターでの伝票入力代行など、煩雑な作業が発生していた。月末月初には作業が集中し、大きな負担となっていたという。

 同サービスの導入により、ワークフローシステムとのAPI連携によるシームレスなフローを実現し、請求書発行にかかる月間労働時間を720時間、年間コストを約7割削減した。

 同社は、導入企業の多さ、取引先が無料で利用できる点、電子発行できない取引先への郵送代行サービスなどを評価し、同サービスを採用したとしている。