ゾーホージャパン、さまざまなログをクラウド上で統合管理可能なSIEMツール「Log360 Cloud」

AI要約

ゾーホージャパン株式会社は、Log360 Cloudというクラウド型SIEMツールを提供開始した。

Log360 Cloudは、企業ネットワーク内のログ管理やセキュリティ監査を行うための包括的なツールであり、ログの収集や長期保管が可能。

また、ユーザーのクラウドアプリケーションの使用状況を可視化するCASB機能も搭載しており、年間ライセンス価格は34万円から。

ゾーホージャパン、さまざまなログをクラウド上で統合管理可能なSIEMツール「Log360 Cloud」

 ゾーホージャパン株式会社は、企業向けIT運用管理ツール群「ManageEngine」のクラウド型SIEM(セキュリティ情報/イベント管理)ツール「Log360 Cloud」を、7月10日より提供開始したと発表した。

 Log360 Cloudは、オンプレミス版のSIEMツールとして提供されてきた「Log360」のクラウドサービス版。企業ネットワーク内のログ管理、Active Directory(AD)のセキュリティ監査を実施するためのツールとして活用されているLog360と同様、包括的なセキュリティ運用機能を備えているという。

 具体的には、ネットワーク上のサーバーやネットワーク機器、アプリケーションなどから出力されるさまざまなログを収集し、クラウド上で長期保管することが可能。ログが大容量でも、ストレージ管理やアップデート作業は不要とした。

 また、さまざまなレポートやアラート、検索の機能により、ネットワーク内のインシデント発生時のログ証跡の調査作業を効率化可能。ネットワーク全体のセキュリティを可視化できるグラフィカルなダッシュボードを備えているので、インターネットに接続できる環境であれば、どこからでもLog360 Cloudにアクセスしてログを調査できるとのこと。

 さらに、組織内ユーザーのクラウドアプリケーションの使用状況を可視化するCASB(Cloud Access Security Broker)機能も備え、許可されていないクラウドアプリケーションの利用を検知した場合は、担当者への通知を行えるとしている。

 年間ライセンス価格は34万円(150GBストレージ)から。