ドコモ・バイクシェアとOpenStreetが業務提携--ドコモとソフトバンクのシェアサイクル子会社

AI要約

NTTドコモ傘下のドコモ・バイクシェアと、ソフトバンク傘下のOpenStreetが業務提携を発表。

バイクシェアサービスとHELLO CYCLINGがポートの共同利用を目指し、連携やシステム構築を進める。

共同調達を行い、シェアモビリティ事業の基盤強化を目指す。オペレーションの効率化や利用環境の向上にも取り組む。

ドコモ・バイクシェアとOpenStreetが業務提携--ドコモとソフトバンクのシェアサイクル子会社

 NTTドコモ傘下のドコモ・バイクシェアと、ソフトバンク傘下のOpenStreetは7月10日、業務提携に合意したことを発表した。

 ドコモ・バイクシェアの「バイクシェアサービス」と、OpenStreetの「HELLO CYCLING」で利用できる電動アシスト自転車を、双方のポートで利用・返却できる「ポートの共同利用」の2025年度の実現を目指す。具体的な仕様などは現在両社で協議中としている。

 バイクシェアサービスとHELLO CYCLINGは、これまでも一部で同一の敷地を分割し、それぞれのポートを設置していた。

 業務提携により、双方でリアルタイムに在庫情報を共有するシステムの連携、車両側で相手企業のポートへの返却を判定する仕組みの構築、双方の利用料金を案分するシステムを設計・構築する。双方の自転車を双方のポートで利用できるようにすることで、土地利用の効率化、顧客の利便性の向上を図るとともに、自転車の再配置やバッテリー交換も協業。オペレーションの効率化と利用環境のさらなる向上を図るという。

 また、資材でも共同調達を実施する。両社が採用する車体や車体の修理用備品、ポートのラックなどは共通の備品が多いため、よりコストパフォーマンスが高い事業の運営が可能になるという。業務提携によりシェアモビリティ事業の基盤強化を目指すとしている。

(更新中)