【Excel新機能】チェックボックスに面倒な操作はもういらない! [挿入]タブから追加

AI要約

新しいチェックボックスの機能がエクセルでの利用を簡単にしていることが紹介されています。以前の方法よりも手軽にチェックボックスを挿入し、使い方も紹介されています。

チェックONの数を数える方法や、条件付き書式を使ってチェックボックスとセルの状態を連動させる方法が解説されています。

さらに、チェックボックスの色も変更可能で、デザインに合わせて活用することができるという情報も紹介されています。

【Excel新機能】チェックボックスに面倒な操作はもういらない! [挿入]タブから追加

◆ 新しいチェックボックスの使い道をおさらい

 以前の記事でも紹介していますが、エクセルで“チェックボックス”を活用するといえば、[開発]タブを表示して[チェックボックス]をワークシートに配置、続けてリンクするセルを設定と、少し難易度の高いテクニックでした。

 しかし、今後は複雑な操作は必要なし。新しいチェックボックスの機能が登場しました。6月27日にマイクロソフトから公式発表されており、7月末にはすべてのユーザーが利用できるとのことです。

 自分のエクセルで[挿入]タブを確認してみましょう。[チェックボックス]ボタンがあれば利用できる状態です。

 挿入したいセルを選択して[チェックボックス]ボタンをクリックするだけと、説明するまでもない手軽さですが、今回はチェックボックスを使ってできることを振り返ってみましょう。

■ 新しいチェックボックスの挿入

 新しいチェックボックスを挿入すると、「FALSE」の値がチェックボックスの形状で配置されます。クリックすると「TRUE」(チェックON)となり、もう一度クリックすると「FALSE」(チェックOFF)になります。

■ チェックONの数を数える

 まずはチェックONの数を数えてみましょう。定番の使い方ですね。COUNTIF関数、もしくはCOUNTIFS関数を使って「TRUE」を数えるだけです。

■ チェックボックスと書式を連動させる

 条件付き書式を利用すれば、チェックONの時、もしくはOFFの時の書式をコントロールできます。チェックボックスの配置されているセルの値を参照するだけなので、条件式も単純です。チェックONなら「=$C3=TRUE」、OFFなら「=$C3=FALSE」となります。

■ 色の変更も可能

 チェックボックスを利用するハードルはかなり下がりましたよね。文字色を変更することで、チェックボックスの色を変更することも可能です。表のデザインに合わせて活用してみてください。